IT人材の採用支援サービスを提供するレバテック(東京都渋谷区)が、企業の採用担当者、責任者を対象に行った調査によると、第二新卒のIT人材採用人数が「増加した」と回答した割合が約4割に達したことが分かった。なお、同調査での第二新卒は、新卒で入社してから3年以内に退職し、転職を希望する社会人を指す。
第二新卒のIT人材採用人数について、採用担当者の約4割が前年度と比べて「増加した」(38.5%)と答えた。
採用を実施する理由は、「即戦力の確保のため」(49.8%)が最も多く、「新卒採用に苦戦しているため」「すでに社会人経験があり、基本的な研修は簡略化できるため」(いずれも31.9%)が続いた。
エンジニア未経験者(以前エンジニア職でなかった)を採用している第二新卒人材の割合は7割を超えた。
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第二新卒採用における課題は「早期離職のリスク」(54.5%)が最も多かった。その他に「ミスマッチの発生」(40.8%)「応募者の確保」(33.3%)「育成体制の構築」(31.0%)などが挙げられた。
早期離職を防ぐための取り組みとして最も多かったのは「入社理由の深堀り」(35.2%)だった。また、4社に1社は「基本給のベースの引き上げ」(25.4%)と回答した。
本調査は4月24〜28日、IT人材の第二新卒採用で選定や最終決裁をする立場の213人を対象に、インターネットで実施した。
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