AWAのル・マン24時間レース用特別カラーリング AWAは、来月に迫ったル・マン24時間レースへのデビューを記念し、一度限りの特別なマシンカラーリングを発表した。
今季2025年のデイトナ24時間レースでGTDクラスウイナーとなったAWAの13号車シボレー・コルベットZ06 GT3.Rは、チームの本拠があるカナダの伝統に敬意を表し、赤を基調としたカラーリングにメープルリーフをあしらったデザインを採用する。
アンドリュー・ウォイテツコが率いる同チームは、近年ではル・マンに参戦する最初のカナダチームのひとつであり、昨年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権でブロンズドライバーのオリー・フィダニがボブ・エイキン賞を受賞したことで、フランスの耐久クラシックレースのグリッドを確保した。
「これは私たちにとって単なるレースではない。世界中の人々の前で母国カナダを代表する機会なんだ」と、ラース・カーンとマット・ベルとともに13号車コルベットをドライブするフィダニは語った。
「ル・マンでカナダの色を掲げることはこの上ない名誉だ。僕たちはカナダ国民の誇りに思ってもらえるように全力を尽くすよ」
「あのメープルリーフがミュルサンンヌ・ストレートを時速300キロを超えるスピードで駆け抜ける姿を見ることほど素晴らしいことはないだろう」
AWAは最近、カナディアンタイヤ・モータースポーツ・パークでル・マン用シャシーのシェイクダウンテストを実施している。その後、車両はイギリスへ空輸されWEC世界耐久選手権レースに必要な専用コンポーネントが装着された。
彼らはル・マンでは、WECのLMGT3レギュラーチームであるTFスポーツからサポートを受ける予定だ。TFスポーツは2台のコルベットに加え、LMP2プロ・アマクラスでオレカ07・ギブソンを走らせる。
[オートスポーツweb 2025年05月22日]