東京ディズニーシー内の一部の石畳に見られる、驚きの作り込みがX(Twitter)で話題に。「なぜ今まで気付かなかったのか」と添えて紹介した写真に注目が集まり、記事執筆現在までに22万80000回以上の表示数と2300件を超えるいいねを集めています。
●パラッツォ・カナルの石畳をよく見ると
話題になっているのは、ディズニーファンのXユーザー「コバ」さんが投稿した、東京ディズニーシー内のメディテレーニアンハーバーにあるエリア「パラッツォ・カナル」の石畳の写真です。
パラッツォ・カナルは、アトラクション「ヴェネツィアン・ゴンドラ」やレストラン「リストランテ・ディ・カナレット」があるエリア。イタリアの水の都・ヴェネチアをモデルにしており、幾つもの橋が連なった美しい風景が広がっています。
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コバさんは「パラッツォカナル、屋根のある部分の地面だけ色が濃いではないですか……」と添えて、複数枚の石畳の写真を投稿。よく見ると、たしかに屋根がある場所の石畳だけが濃くなっていることがわかります。
●ディズニーファンの考察白熱
まるで、石畳がぬれているかのようにも見えるこの写真。しかし、撮影時には雨は降っておらず、作り手が意図的に色を変えているようです。いったいどういうことなのでしょうか。
ヴェネチアは立地の関係上、たびたび浸水することで知られています。「アクア・アルタ」と呼ばれるこの浸水をリアルに再現するために、「洪水で濡れた地面が乾いている最中なのかな。だから陽光が当たりにくいところはまだ濡れてるとかなのかな」とコバさんは考察しています。
また、投稿を見た人からもさまざまな声が寄せられ「水害の痕か?」「雨の時に人が雨宿りするから、石面がすり減って色が違うと見た」と色の違う理由に思いをはせたり、「この作り込みが大好き」「すげえ これだけインしてても知らないこだわり出てくるディズニーシーすげえ」「やっぱりこういうところに意匠があるというか、抜かりないんだなぁ」「パラッツォカナルの作り込み神かよ…」と感心したりする声が上がっています。
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気付かず通り過ぎてしまうような場所にも、隠された物語や作り手のこだわりを感じる東京ディズニーシー。コバさんは、この他にも知っているとパークがもっと楽しくなるような資料のまとめや気付いたことをXに投稿しています。
画像提供:コバ(@koba_04_15)さん
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