2025年F1第8戦モナコGPフリー走行2回目 サンテ・デボーテ(ターン1)でバリアに衝突したオスカー・ピアストリ(マクラーレン)。フロントウイングが外れてしまっている 2025年F1第8戦モナコGPの初日の走行が行われ、マクラーレンのランド・ノリスはフリー走行1=3番手/フリー走行2=4番手、オスカー・ピアストリはフリー走行1=5番手/フリー走行2=2番手だった。
FIAの発表によると、今回マクラーレンは、MCL39のリヤウイング、ビームウイング、フロントサスペンション、フロントコーナーをアップデートした。リヤウイングは、効率的にドラッグを低減するためにミディアム-ハイダウンフォース仕様に。ビームウイングは、ハイダウンフォース仕様のリヤウイングを複数のサーキットで使用できるようにするため、ミディアム-ハイレベルの負荷をかける仕様になった。
フロントサスペンションは、コース特有のコーナリングの課題に対処するためジオメトリー(形状)を変更し、フロントコーナーはフロントブレーキの冷却を強化するためオプションを増やしたということだ。
チーム代表のアンドレア・ステラは、2回のフリー走行を終えて、ライバルたちの速さをより強く確信したと語った。またアップデートについては、「重要なデータを収集することができ、明日の重要な予選に向けて何を改善すべきかをよく理解することができた」と評価している。
■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)フリー走行1=3番手(1分12秒290/32周)/フリー走行2=4番手(1分11秒677/32周)
「まあまあな金曜日だった。最初から快適に感じていたが、いくつか改善の必要な領域がある。チームとしてそれに取り組めると確信している。堅実な週末のスタートだ」
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)フリー走行1=5番手(1分12秒342/28周)/フリー走行2=2番手(1分11秒393/28周)
「トリッキーな1日だった。かなりいい感触で終えたけれど、厳しい金曜日のひとつだった。まだ調べて改善すべきことがいくつかあるが、まずまずな調子だ。僕をコースに戻してくれたことについて、チームの迅速な修復作業に感謝している」
https://twitter.com/F1/status/1925934802659684763
[オートスポーツweb 2025年05月24日]