BMW浦本修充がラストアタックで初ポール獲得。中須賀は2番手/全日本ロード第2戦SUGO JSB1000 予選

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2025年05月24日 13:10  AUTOSPORT web

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BMW浦本修充がラストアタックで初ポール獲得。中須賀は2番手/全日本ロード第2戦SUGO JSB1000予選
 5月24日、2025年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第2戦 スーパーバイクレース in SUGOのJSB1000クラス予選が宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、浦本修充(AutoRace Ube Racing Team)が1分25秒373をマークしてポールポジションを獲得した。セカンドベストタイムは中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が獲得している。

 モビリティリゾートもてぎで行われた開幕戦では水野涼(DUCATI Team KAGAYAMA)がポール・トゥ・ウインを達成し、チャンピオン獲得に向けて幸先の良いスタートを切った。しかし、今大会は水野の姿がない。

 5月20日、所属チームであるDUCATI Team KAGAYAMAは、水野が第2戦SUGOを欠場することを発表した。5月14日のSUGO公開テスト2日目に110Rで大クラッシュを喫し肩部を骨折。チャンピオンシップをリードしている水野だが、2レース制となる今大会での欠場は、チャンピオンシップを考えると大きな痛手となる。

 また、開幕戦に続き、津田拓也(Team SUZUKI CN CHALLENGE)がスポット参戦。日浦大治朗(Honda Dream RT SAKURAI HONDA)もスポット参戦として今季初レースに挑む。

 5月24日、午前9時10分から開始した30分間の公式予選は、上空に厚い雲が覆うものの路面はドライというコンディション。路面温度が上がらないなか、セッション前半でトップに立ったのは1分25秒849を出した中須賀。早くも1分25秒台に入れてきた。フリー走行から好調の津田拓也が6周目に1分26秒099を出し2番手、野左根航汰(Astemo Pro Honda SI Racing)が1分26秒560 で3番手につけた。

 セッション後半になると各車アタックするためのポジション取りで駆け引きが多くなり、中須賀、野左根、浦本が集団となる。今季からBMWを駆る浦本が1分25秒833を出し2番手に浮上。その背後につけていた野左根が1分25秒911で3番手につけた。

 上位勢の順位変動はなく中須賀がトップのままラストアタックに突入。その後ろでは、野左根と浦本が互いに区間ベストを更新しながらタイムを削っていく。セクター1では野左根、セクター2では浦本が全体ベストを叩き出し、前を走る中須賀に迫る勢いで走行していった。

 そして3台がコントロールラインを通過すると、浦本が1分25秒373でトップタイムをマークしポールポジションを獲得。外国車がポールポジションを獲得したのはドゥカティに続いて2例目となった。フリー走行から好調の中須賀は1分25秒570で惜しくも2番手、3番手には苦戦していた野左根がタイムを詰めることに成功し、1分25秒570で3番手に入っている。中須賀と野左根は全くの同タイムとなったが、中須賀が先にタイムを出していたため、中須賀が2番グリッドを獲得している。

 今回の予選はベストラップがレース1に、セカンドベストラップがレース2のグリッドに反映される。レース1のポールポジションを逃してしまった中須賀だったが、セカンドベストで最速となり、翌日のレース2でのポールポジションを決めている。レース1のポールシッターである浦本はレース2で2番グリッド、野左根は土日とも3番グリッドとなった。

 第2戦の決勝レース1は5月24日、13時15分から20周で行われる。 

[オートスポーツweb 2025年05月24日]

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