井ノ原快彦(C)テレビ朝日【モデルプレス=2025/06/10】20th Centuryの井ノ原快彦が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『特捜9 final season』(毎週水曜よる9時〜)がクランクアップ。井ノ原のコメントが到着した。
【写真】井ノ原快彦、感動のバースデーサプライズの模様◆井ノ原快彦主演「特捜9」クランクアップ
2018年4月、『警視庁捜査一課9係』からバトンを受け継ぐ形でスタートした『特捜9』。以来、難事件に挑む個性派刑事たちの活躍と、背景にあるそれぞれの人生模様を丁寧に描き、シーズンを重ねるたびに新たな視聴者層を巻き込んでファンを増やしてきた。そんな人気シリーズも11日の放送で最終回、グランドフィナーレ。およそ20年目の大団円を前に、浅輪直樹を演じ続けた井ノ原が、無事にクランクアップを果たした。
スタッフから「以上のシーンを持ちまして浅輪直樹役、井ノ原快彦さんオールアップです!」との声がかかると、村瀬(小宮山)志保役の羽田美智子、青柳靖役の吹越満、矢沢英明を演じる田口浩正、そして、高尾由真役の深川麻衣に加え、村瀬健吾役の津田寛治、早瀬川真澄に扮する原沙知絵も駆けつけ、大きな花束と拍手で迎えられた。花束を受け取った井ノ原は「ありがとうございます!」と目尻を下げると、「…20年ですよね。これまで、20年間も続いたお仕事なんてない」と、改めて時の流れをかみしめた。
この20年、『警視庁捜査一課9係』『特捜9』シリーズの現場に通い続けたことで「自分でも恐ろしいくらいにせっかちになりました(笑)」と周囲を笑わせながらも、「時代とともに、さまざまな現場も形を変えていきますが、この『特捜9』だけは変わらずで、いつもハッピーでした」と笑顔でキャスト、スタッフを見渡す。しかし、ここでたまらず熱い涙。「最初からずっと顔を合わせているキャスト、スタッフ…本当に家族みたいですよね。毎シーズン、最終話を迎えても『どうせまた会える!』と思わせてくれていました。そして今も、『また会える』と思っています。だから、悲しくはありません」と気丈に語った。
最後は「皆さん、自分を大切に。これからも、新しい場所できれいな花を咲かせてください。改めて20年間、どうもありがとうございました!」と締め、スタッフからこの日1番の拍手が送られる中で各キャストたちと熱いハグ。感動に包まれる現場を後にした。(modelpress編集部)
◆井ノ原快彦コメント
ありがとうございます!まだ撮影が終わっていない人もいるので、さらっと…でも、何を言えばいいのかな(笑)。…20年ですよね。これまで、20年間も続いたお仕事なんてないので、本当に何を話していいのかわからないです。昨日、「明日で終わるんだな」と思っていましたが、<そのとき>が来るまでは感情はわからないものですね。本当に楽しい現場でした。撮影当初こそ、昔ながらの現場の雰囲気にカルチャーショックがありましたが、どんどん慣れていきました。今では、自分でも恐ろしいくらいにせっかちになりましたね(笑)。時代とともに、さまざまな現場も形を変えていきますが、この『特捜9』だけは変わらずで、いつもハッピーでした。
最初からずっと顔を合わせているキャスト、スタッフ…本当に家族みたいですよね。毎シーズン、最終話を迎えても「どうせまた会える!」と思わせてくれていました。そして今も、「また会える」と思っています。だから、悲しくはありません。来年の春くらいになって、「あぁ、もう会えないのか…」と、そこでいろいろと思うこともありそうです。皆さんの存在が僕の力になっていて、これから歳を重ねてもきっとこの仲間のことを思い出すんだろうなって思います。
皆さん、自分を大切に。どうか自分のことを第一に考えて生きてください。本当に余裕があれば、誰かのことを助けてあげてください。僕もこの仲間に何かあったら、いつでも助けに行く気持ちでいます。そして、これからも新しい場所できれいな花を咲かせてください。『特捜9』が、少しでも皆さんのこれからの生きる糧になっていればいいなと思います。ダメですね…最近、こういうあいさつをすると涙もろくなっちゃって(笑)。改めて20年間、どうもありがとうございました!
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