51歳Ｍ―１王者が告白、10年前から仕事をセーブした理由「俺が決める、自分の幸せ」

「M−1グランプリ2005」王者のお笑いコンビ、ブラックマヨネーズの吉田敬（51）が、9日深夜放送のテレビ朝日系「耳の穴かっぽじって聞け！」（月曜深夜1時58分）にゲスト出演。14年以降、仕事量をセーブした理由を明かした。

吉田は14年に197本の番組に出演したが、10年後の昨年は92本だった（ニホンモニター株式会社調べ、東京地区地上波オンエア分）。その理由について「お金は必要な分だけ。仕事があればあるほどお金はもらえるけど、パントリーに米しかないみたいな感覚になってしまった」と打ち明けた。

「家族との時間とか。趣味の時間とかがおかずとしたら、米いっぱいあってすごいですねって言われても…。いやいや、自分の時間がないから、おかずがない。気付いたら、子供勝手に歩いてるし。勝手にストローなしで飲んでるし。そんなところを見逃してしまってるなと。そっちをもっと感じたいなと思った。さびしかってん」と本音を吐露した。

そして「『こうしたらすごい』と言われている、『こうしたら幸せ』と言われている、だから頑張るっていう風に俺はなられへん。俺が決める、自分の幸せ」と語り、言葉に力を込めた。

同番組のMCはとろサーモン久保田かずのぶ、ウエストランド井口浩之。