実写映画「ゼルダの伝説」、公開を40日ほど延期へ　宮本氏「制作上の都合」

　任天堂は公式Xアカウントで6月9日、実写映画「ゼルダの伝説」の全世界公開日を2027年5月7日に変更すると発表した。当初は2027年3月28日を公開日としていたため、40日ほどの延期となる。

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　Xの投稿は、任天堂の取締役フェローで映画のプロデューサーも務める宮本茂さんの言葉として「これまでお伝えしていたタイミングよりも、少し遅くなってしまいますが、十分な時間をとって、良いものに仕上げたいと思います」としている。「もう少しだけ時間をください」。

　ゼルダの伝説は、1986年に第1作を発売し、以降シリーズ化された人気ゲーム。実写映画は、任天堂と映画「スパイダーマン」シリーズを手掛ける米アラッドプロダクションズが共同で制作。ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが制作費用を任天堂と共同出資し、全世界配信を担当する。

　任天堂のゲームの映画化としては、2023年に公開した「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が国内外での興行収入が累計の13億万ドルを超え、ゲーム原作の映画として歴代1位、アニメーション映画としても歴代2位と世界的大ヒットを記録している。