限定公開( 2 )
関西国際空港で落とし物として拾得されたブランド化粧品を、持ち主になりすましてだまし取ろうとしたとして、大阪税関は10日、関西空港税関支署の係員を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分とした。税関は係員の年齢や性別を明らかにしていない。
大阪税関によると係員は2024年10月、空港従業員から化粧品などの免税品を拾得物として預かり、落とし物として処理した。その後、この化粧品の管理が大阪府警関西空港署に引き継がれていることを知り、自らが持ち主だとうそをついて受け取ろうとしたという。
同署から「税関職員が持ち主を偽っている可能性がある」と連絡があり発覚。係員は「自分で使いたかった」と話しているという。係員は詐欺未遂容疑で書類送検されたが、25年3月に不起訴処分となった。【露木陽介】
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 THE MAINICHI NEWSPAPERS. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。