




義父が亡くなった後、義母は光熱費を節約したいからという理由で、当時住んでいたアパートを勝手に解約して、うちに転がり込んできました。「月1万円を払う」という約束で、嫌々ながらも義母の居候を受け入れましたが、結局一銭も払われることはなく、義母が家事を手伝うこともありません。そして夫が探した住まいに移るとき、義母は「お世話になりました」の一言もなく出ていきました。


義母が家を出てから1年ほどは平穏に過ごせていました。しかし、義母の末期ガンがわかったのと同時に、義母には滞納していたお金があることもわかりました。結局、病院の治療費や入院費、生活費の未納金などすべてうちが負担したのです。しかも義母の希望で病院へ連れて行く役目はいつも夫。義母が飼っていた猫2匹もうちで世話することになり、私も夫も次第に疲弊していきます。


義母が亡くなっても、私は涙が出ませんでした。申し訳ないけど、正直なところ「やっと解放された」というほっとした気持ちの方が大きかったです。
私は結婚当初から義母との折り合いが悪かったし、義母の晩年はお金や世話で苦労させられました。
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そんな義母とは最後まで良い関係を築けませんでした。それでも夫と私はできる限りのことをしたと思います。
【第2話】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・べるこ 編集・みやび
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