

予算があまりなかったので、義母の葬儀は家族葬にしました。義妹は変わらず音信不通ですが、義弟はなんとか連絡がついたので、葬儀に来てもらいます。優しい夫は義母の世話で疲れ切っていても、義弟の話をうんうん、と聞いていました。




少し強めの口調で、位牌に関しては義弟に任せようと提案すると、途端に義弟はオロオロしはじめます。金も手も出さないのに、口だけ出す義弟には腹が立ちますし、正直、義母用の仏壇を買ってうちへ置くなんてもってのほか。百歩譲って位牌を作ったとしても、うちに置きたくありません。


義母の葬儀は家族葬で執り行いました。義妹は相変わらず音信不通でしたが、連絡がついた義弟は参列できました。
義弟は涙を流す一方、金も手も出さないのに「せめて位牌は用意してあげたい」と無責任なことを言いはじめたのです。
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結局「位牌くらいは……」と言う夫を無下にできず、大嫌いな義母の位牌をうちに置くことになりました。
【第3話】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・べるこ 編集・みやび
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