モデルプレスのインタビューに応じた阿達慶(C)モデルプレス【モデルプレス=2025/06/12】俳優の池田エライザが主演を務める映画『リライト』に出演するSTARTO ENTERTAINMENT所属のジュニア・阿達慶(あだち・けい/19)に、モデルプレスらがインタビュー。後編では、自身が“青春”を感じた瞬間や、今まで影響を受けた同じ事務所の先輩、今後の目標などを明かした。
【写真】阿達慶、スタイル際立つ全身ショット◆池田エライザ主演『リライト』
数々の青春映画で若い世代から支持を集める監督・松居大悟氏と、“時間もの”で高い評価を獲得している脚本・上田 誠氏が初タッグを組み、原作・法条 遥氏の「リライト」(ハヤカワ文庫)を、“史上最悪のパラドックス”【タイムリープ×青春ミステリ】として映画化。主人公・石田美雪役を池田が、そして300年後の未来からやってきた園田保彦役を映画初出演となる阿達が演じる。
◆阿達慶にとっての青春は“先輩のバック”
― 作中では、学校の図書室や音楽室、屋上など、校舎内のいろいろな場所が登場しますが、阿達さんは学校の校舎内のどの場所で過ごすことが好きでしたか?
阿達:カーテンの裏です(笑)。ドッジボールをやったりすることは苦手だったので、それを見ながら太陽に手をかざしてビタミンDを作るということをしてみたり…。あと、窓際にクラスで飼っている生き物がいたので、お世話していました。
― 本作の「タイムリープ×青春ミステリ」にちなみ、阿達さんにとっての“青春”を教えてください。また、もし芸能活動をしていなかったら、どんな青春をしてみたかったなと思いますか?
阿達:陸上部には入っていたのですが、幽霊部員みたいな感じだったので…。同期の人たちと一緒に仕事をすることは、青春なのかなと思います。悔しいことも、嬉しいことも経験しますし。まだグループを組んでいないので個人戦ではあるのですが、同い年ぐらいの人たちとみんなで仕事をするのは楽しいです。もし芸能活動をやっていなかったら、部活に入ってみんなで勝ちに向かっていくとか、いわゆる“THE青春”みたいなのはしていたのかなと思います。
― 同期の人たちと活動する中で、特に“青春だな”と感じた瞬間はありますか?
阿達:King & Princeさんや、Kis-My-Ft2さんのバックにつかせていただいた時です。地方に行って、同期の人たちと一緒にダンスの練習をして、ケータリングで地方のご飯を食べて…長く時間を過ごしたことは今思い返すと青春だったなと思います。今は先輩のバックにつく機会も減ってきたので、一緒に疲れて一緒にご飯を食べるような時間は青春でした。
◆阿達慶、影響受けた事務所の先輩を明かす
― 本作で阿達さんが演じる保彦は、自身が読んだ小説に影響を受けて未来から過去にタイムリープしますが、阿達さんが今までで影響を受けた“出会い”はありますか?
阿達:兄弟で読み合っている「ずーっとずっとだいすきだよ」(評論社)という本があって。その本を、長男が次男に、次男が僕に、僕が犬に読んでいます。その影響もあってか、人間も含めて、みんな生き物が好きです。おかげで常に相手のことを思えるようにもなったかもしれないです。
― 同じ事務所の先輩方でも俳優として活躍されている方がたくさんいらっしゃいますが、阿達さんが今まで影響を受けた先輩はいらっしゃいますか?
阿達:元々ダンスをやっていて、当時Hi美(HiHi Jets、美 少年)の方たちのバックにつかせていただく機会があって。前で踊っていた那須雄登くん(ACEes)がめちゃくちゃかっこよくて、その翌年に今の事務所のオーディションを受けました。もともと表に出たいタイプではなかったのですが、那須くんの影響で「行ってみよう」と思えました。事務所に入ってアイドル活動をしてからは、中島健人くんの凄さにも気づきました。その後、舞台「Endless SHOCK」(2000〜2024)に出させていただいてからは、堂本光一(KinKi Kids)さんにも憧れています。“アイドルが帝国劇場で舞台をやる”というものを作ってくださったことを知って、自分も長く愛されるようなものを作りたいなと感じました。今後なりたいなと思うのは、この3人です。
◆阿達慶の夢を叶える秘訣
― 最後に、モデルプレス読者に向けて阿達さんが思う「夢を叶える秘訣」を教えてください。
阿達:夢は持てることだけでもすごいし、目標を決めているということがカッコいいと思います。僕は夢を口に出すようにしていて、叶えられていないことも多いのですが、自分を愛せるのは自分しかいないと思うので、諦めず自分を信じて、夢を持ってほしいです。でも、途中で夢を変えるというのも1つの手だと思います。自分がやりたいことをやる、目標としたいことをするのがいいと思います!
― 阿達さんの今の1番の夢はなんでしょうか。
阿達:単独コンサートです!グループを組んで、その姿を見せたいです。今まで応援してくださっている人もそうですし、単独コンサートをした時にファンになってくださる方も、その未来で出会う人も、やっぱりそういう姿(グループ)で好きになってもらいたいっていうのが根本にあるので…頑張ります!
― 貴重なお話、ありがとうございました。
(modelpress編集部)
◆阿達慶(あだち・けい)プロフィール
2005年9月29日生まれ、神奈川県出身。2019年7月に入所し、ジュニアとして活動を始める。コンサートへの出演のほか、近年の主な出演作は、舞台「Endless SHOCK」(2023)、「Act ONE」(2024)、「祭 GALA」(2024)、「トンデモ?ピーター・パン!」(2024)、ドラマ「つまらない住宅地のすべての家」(2022/NHK)など。『リライト』(2025)で映画初出演を果たす。
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