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覚醒剤約1キロを国際郵便で密輸したとして、警視庁薬物銃器対策課は12日、いずれもベトナム国籍で埼玉県蕨市北町1の解体工、グエン・ヴァン・ギアー(20)とグエン・ヒュー・トゥオン(25)の両容疑者を覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)の疑いで逮捕したと発表した。警視庁は2人は元留学生で密輸グループの日本国内での指示役とみて調べる。
逮捕容疑は2024年10月31日〜11月1日、何者かと共謀し、ベトナムから国際スピード郵便で覚醒剤約956グラム(末端価格6309万6000円)を東京都福生市の集合住宅宛てに発送し、密輸したとしている。認否を明らかにしていない。
警視庁によると、覚醒剤は菓子の乾燥剤の袋の中に詰められていた。荷物の宛先はベトナム人留学生の自宅で、宛名は架空だった。ベトナム人留学生らが覚醒剤などの受け取り役となった事案は24年夏以降、8件確認されている。【長屋美乃里】
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