タモリ、“デパ地下”のルーツに迫る「まさしく“日本独自の食文化”」【タモリステーション】

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2025年06月13日 06:30  ORICON NEWS

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13日放送『タモリステーション』より(C)テレビ朝日
 タモリがMCを務めるテレビ朝日系『タモリステーション』が、きょう13日午後8時から放送される。今回のテーマは“デパ地下”。誕生から103年を迎えた日本独自の文化を、歴史から戦略、最先端技術の活用まで徹底的に掘り下げていく。

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 “デパ地下”はコロナ禍以降もにぎわいを保ち、今や百貨店の生き残りを左右する存在とされている。番組では、業界全体が売り上げ減少に苦しむ中で、デパ地下がどうしてこれほどまでに支持されているのか、その進化と戦略を分析。スタジオには俳優・木村佳乃のほか、『デパート新聞』編集長の山田悟氏、出店アドバイザーの福永輝彦氏が登場する。

 現場取材では、タモリが日本最大級の規模を誇る伊勢丹新宿店のデパ地下へ。開店前から行列ができる地下入り口や、顧客の購買意欲を刺激するショーケース、そして高級生ハムの“有料試食”まで、最新の集客術を体感する。新設されたイートインスペースにも注目し、「ここを目当てに来てもいいほど、居心地がいい」とその快適さに驚いた様子を見せた。

 さらに、番組では人気惣菜店にも密着。ショーケースの盛り付け技“攻め盛り”や、呼び込みの接客術など、激しい競争を勝ち抜くための企業努力に迫る。スタジオの出演者たちも、その緻密な戦略に感嘆し、利用客の満足度が高まる理由が明らかになっていく。

 注目は、デパ地下のルーツとなる昭和初期の“東西名物街”を、生成AIのカラー化技術で復元するコーナー。1936年に松坂屋名古屋店で誕生した売り場の様子が、臨場感たっぷりにスタジオに再現された。

 今回、デパ地下を多角的に深掘りしたタモリは「こんなにもさまざまな戦略が隠されていたとは、普段、デパ地下を歩いているときはわからなかったですね。“包む”にしても“盛る”にしてもコミュニケーションにしても、その根底にあるのは、日本人ならではの細やかさ。総合的に見て、デパ地下はまさしく“日本独自の食文化”だと思いますね」と感心しきり。「すでに完成形のような気もしますが、きっとこれからもデパ地下は進化を続けるのでしょう。ぜひ注目していきたいですね」とデパ地下の今後に期待を語っていました。

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