宝塚歌劇団の本拠地、宝塚大劇場のオフィシャルホテルとして知られる「宝塚ホテル」では、新たに4室の「レビュールーム」を6月10日に増設した。
新たなレビュールームの目玉は、実際の公演で使用された「衣装」の展示。今後の装飾の入れ替えは、年に2回が予定されている。
「レビュールーム」は、宝塚歌劇にインスパイアされた特別仕様の客室。2020年のホテル移転開業と同時に誕生した初代の2室は、劇場で上演される組に合わせた装飾が施され、宝塚ファンの間でも注目を集めていた。
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今回の増設では、劇場の景観を客室の窓から楽しめるツインルーム4室が対象となり、内装を一新。
各客室には舞台衣装が展示されるほか、舞台写真も全5組から選ばれたものが並ぶ。客室ごとに異なるオリジナル壁紙も用意されており、それぞれが異なる魅力を放つ空間に仕上がっている。
また、女性客から高い支持を得ている美容ブランド「ReFa(リファ)」のシャワーヘッドやドライヤー、ストレート・カール兼用のヘアアイロンも全室に完備されている。
今回のリニューアルにあたっては、ホテル支配人であり元宝塚歌劇団月組組長の憧花(とうか)ゆりの氏と、ホテルのスタッフによって企画が推進された。「舞台の夢のつづきを少しでも長く感じてほしい」という思いから、舞台衣装に着目し、展示を決めたという。
予約は電話またはオンラインにて受け付ける。客室の広さは25.5平方メートル、基本料金は1室2名で税込4万4770円(※料金は変動あり)となっている。
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