歌手中森明菜(59)が13日、ニッポン放送「中川家 ザ・ラジオショー」(金曜午後1時)にゲスト出演。過激なファンを振り返った。
中森は82年に「スローモーション」でデビュー。華々しいデビューではなく「ビールケースを重ねて小さいステージを作って、レコード店さんの前で。カセットテープのオケで鳴らして、マイクを持たせていただいて歌ってました」と下積み時代があったことを明かした。
転機になったのは「『少女A』で売れてからですね。『ベストテン』とかに出始めて」。移動中の新幹線で歌う演出もあったが「ホームにファンの子が殺到しちゃって。一生懸命スタッフの方やイベンターの方が囲って守ってくれるんですけど、ファンの子が頭をつかんで髪の毛を引っこ抜くんです。で、みんなで分けるんですよ。1本ずつ」と苦笑した。
また「その後は虚無僧みたいな、ああいうのをかぶらされて」と頭全体を隠すことで対策。中森は「どこからも(ファンの)手が出ないように。『明菜はとにかく自分の足元だけ見てスタッフについて行け』ってかぶらされて。で、新幹線に乗り込むっていう」と当時を振り返っていた。
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