2025年5月時点で、富山県内にある県立高校は約40校。富山市や高岡市などを中心に点在し、普通科のほかにも工業や農業などに関する学科が設置されている高校もあります。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、富山県在住の社会人を対象に「近年評価が高まっている富山県の公立高校はどこ?」というテーマでアンケートを実施しました。
富山県にある公立高校のうち、県内在住の社会人が「近年評価が高まっている」として支持した高校はどこだったのでしょうか。さっそく見ていきましょう!
第2位は、富山市にある「富山高校」で、得票率は18.8%でした。1885年、富山県中学校として発足したのち、富山県立富山中学校と改称。1953年に現在の校名に改称されました。2025年には創校140周年を迎える、歴史ある高校です。
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1968年には全国で初めて理数科が設置され、2002年には文部科学省から富山県初の「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」として指定。2011年には理数科学科・人文社会科学科が設置され、「探究科学科」と総称する新しい体制となっています。戦後すぐから男女混合名簿を使用するなど、先進的な教育に取り組んできたことも大きな特徴といえるでしょう。普通科は2年次から文系・理系に、探究科学科は2年次から理数科学科・人文社会科学科に分かれ、それぞれ学びを深めます。
第1位は、富山市にある「富山中部高校」で、得票率は19.7%でした。1920年に富山県立神通中学校として設立されたのち、1948年に現在の校名に改称されました。
2025年時点では、普通科のほかに理数科学科・人文社会科学科が設置されており、県内各地から生徒が集まる富山中部高校。普通科は2年次から文系・理系に、理数科学科・人文社会科学科は2年次からそれぞれのコースに分かれ、きめ細かな指導のもと、それぞれの希望進路の実現を目指します。1単位時間が55分と標準よりやや長く、少人数制の授業もあるなど、丁寧な指導体制が特徴。また、生徒が主体となって運営を担う学校行事も多く、のびのびと学校生活を送れる高校といえそうです。
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