「危うい美しさと狂気の演技」凍也“塩野瑛久”に賞賛の声集まる…「魔物」最終回

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2025年06月14日 10:21  cinemacafe.net

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「魔物」最終話(C)テレビ朝日・SLL
日韓共同制作ドラマ「魔物」が6月14日オンエアの第8話でフィナーレを迎えた。凍也の“結末”には「自身の魔物に喰われてしまった」などの声が上がるとともに、「危うい美しさと狂気の演技」など演じた塩野瑛久の演技に改めて賞賛も送られている。

孤高の弁護士・華陣あやめを麻生久美子が、甘く魅惑的なDV男性・源凍也を塩野瑛久が演じ、2人が“禁断の愛”に堕ちていく物語を、テレビ朝日と韓国大手スタジオ・SLLがタッグを組んで描き出した完全オリジナルドラとなる本作。

麻生さんと塩野さんのほか、高校時代に凍也に救われたことから、彼に依存するようになりDVも受け入れて生きていた源夏音に北香那。あやめと同じ法律事務所に所属する先輩弁護士の今野昴に大倉孝二。あやめの右腕として働くパラリーガルの渚来美に宮本茉由。凍也とは高校時代からの友人の名田潤に落合モトキ。

名田奥太郎殺害事件を担当する中堅刑事・金原真澄にうらじぬの。金原の後輩刑事・仁川鯨に若林時英。最上陽子の夫で自縛プレイ中の窒息事故で死亡した名田奥太郎に佐野史郎。前回、自宅階段から突き落とされ血だらけとなった最上陽子に神野三鈴といったキャストが出演。




※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。

最終回では無言の着信から陽子に危機が迫っていると感じたあやめは名田邸に向かう。するといきなり目の前に階段から転落してきた陽子が。すぐさま2階に上がるとそこには凍也の姿が。復讐の鬼と化した凍也は、まず陽子にこれまで自分を見下してきたことに対する報復を行うと、あやめを呼び出し「やっと完璧な女に出会えたと思ったのにお前は裏切った。結局はお前も俺を捨てる側の女だった」と言って激しい暴力をふるうが、今度はあやめもひるまない。「あなたは誰も愛したことない。あなた自身のことも」と凍也に反撃、突き飛ばされた凍也は気絶するのだが、そこに現れた夏音は割れたガラス片を持ってあやめを威嚇。あやめは凍也の手足を縛り、夏音を説得するが、夏音は目覚めた凍也の拘束をほどいてしまう…のだが、次の瞬間、縛っていたネクタイで凍也を絞殺する…という衝撃展開に。

そこに救急車が到着、夏音が黙秘したことであやめは凍也殺害犯として裁判にかけられることに。しかし渚の説得で夏音が凍也殺害を認めたことであやめは無罪に。ラストは数年後、再び自身を取り戻し優しさも兼ね備えるようになったあやめ、誰かに依存することのない強さを身につけた夏音、自縛プレイで苦しんでる名田を見殺しにしたことを明かした陽子がお互いすれ違うシーンで幕を閉じた。

視聴者からは凍也に対し「凍也は自身の魔物に喰われてしまった」「切ないな 凍也はただ愛されたかったんだよね」などといった声とともに「魔物は倒された…ではなく、喪失感で終わらせた塩野瑛久すごかった」「怖いんだけど目が離せなくて…離れられなくなる 危うい美しさと狂気の演技」等々、塩野さんの演技に改めて賞賛の声も送られる。

またラストには「自分を愛せなかった凍也さんと、自分を愛する女性たちその対比がとても印象的でした」「女性陣は皆んな強く前向きに進んでいるのね凍也も光に向かって一緒に歩ませてあげたかったな」といった感想も。

そして終盤にサプライズ出演したオダギリジョーには「前情報知らんかったからオダギリジョー声出た」「オダギリジョーのこの上なく贅沢な使い方」「ちょい役にしてはオーラがすごすぎる」などの反応も上がっている。





(笠緒)

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