2025年F1第10戦カナダGP ジョージ・ラッセル(メルセデス) 2025年F1カナダGPの金曜、メルセデスのジョージ・ラッセルはフリー走行1=4番手/フリー走行2=1番手だった。FP2でのセッション最速タイムを、ラッセルはミディアムタイヤで記録した。
メルセデスは今回、アップデートコンポーネントとして、フロアコーナーとフロアエッジの変更を申告している。
また、メルセデスがカナダGP初日、ラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリのパワーユニットに新品エレメントを入れたことが明らかになった。シーズン3基目のICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-K、エキゾーストシステムが投入されたが、いずれもシーズン中に使用が認められている基数内であるため、ペナルティ対象にはならない。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)フリー走行1=4番手(1分13秒535/29周)/フリー走行2=1番手(1分12秒123/33周)
「タイミングモニターのトップに立てたのはうれしいが、今日はまだ金曜日に過ぎない。とはいえ、チームとしてはポジティブな一日だった。この週末に、ここの冷涼な気温と滑らかな舗装が僕たちに合っているという予想を持って臨んだが、少なくとも今日はそのとおりの展開になったように思う」
「FP2では強力なラップをまとめることができ、おそらく現時点のマシンのパフォーマンスを最大限に引き出せた。それによって(ポジション的に)多少実力以上に見えた部分があるかもしれないが、週末を通じて常連の強豪たちと競り合える位置にいられることを期待したい」
「予選でのタイヤ戦略がどうなるのかを見るのは興味深い。今回はC6コンパウンドが採用され、ソフトとミディアムのシングルラップでの差は、より硬いコンパウンドレンジで見られるほどは大きくない。今日、多くのチームが僕たちと同様にミディアムタイヤを1セットしか使用しなかったため、明日の予選でそれを投入する選択肢があるということだ」
[オートスポーツweb 2025年06月14日]