
■MLB ドジャース − ジャイアンツ(日本時間14日、ドジャー・スタジアム)
ドジャースの山本由伸(26)が本拠地のジャイアンツ戦に先発し、4回2/3(102球)を投げ、6安打5失点で降板。5回を投げ切れず、4奪三振、メジャー自身ワーストの5四球で苦しいマウンドとなった。
防御率は2.20から2.64に悪化し、7勝目はお預けに。
立ち上がりは、1死で2番W.アダメスに3球目の甘く入ったストレートを捉えられ、先制弾を浴びてしまった。2回は先頭・W.フローレスのヒット、1死でこの日最初の四球を与え、一・二塁とランナーを背負ったが、右飛、三ゴロで切り抜けた。
この日は球審のストライク判定とかみ合わず、3回は先頭のイ・ジョンフに四球を与えたあと、三振と四球を繰り返し2死満塁に。ここでC.シュミットに3球目のスプリットをレフトスタンドに運ばれた。打たれた直後には、グラブを持ち替えて投げつけるような、珍しく苛立ちをみせるしぐさも。
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満塁弾は5月9日のダイヤモンドバックス戦以来、自身メジャー2度目。4回は3者凡退に抑えたが、5回は2死二塁で満塁弾を許したシュミットに対し、この日5個目の四球を与えると、ロバーツ監督がマウンドに出てきて無念の降板となった。
5失点は自身メジャーワーストタイ。ベンチではE.ヘルナンデス(33)に背中をやさしく叩かれるなど、落ち込むシーンも見られた。