C大阪に復帰した宝田沙織 [写真]=Getty Images セレッソ大阪ヤンマーレディースは14日、レスターより日本女子代表FW宝田沙織が完全移籍で加入することを発表した。
現在25歳の宝田は2012年からセレッソ大阪堺レディースに加入し、複数ポジションをこなすユーティリティプレイヤーとして活躍。世代別の日本女子代表でもFIFA U−20女子ワールドカップ2018で優勝に貢献するなど中心選手として輝きを放った。
2019年になでしこジャパンでのデビューを飾った宝田は、2021年にC大阪からアメリカのワシントン・スピリットに移籍。翌年にスウェーデンのリンシェーピングに活躍の場を移し、2023年夏からレスターでプレーしていた。24−25シーズンはウィメンズ・スーパーリーグ(イングランド1部)の22試合などに出場した。
日本への復帰を決めた宝田は、C大阪のクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントした。
「まず最初に言わせてください!みなさんただいま!!」
「このたびセレッソ大阪ヤンマーレディースに加入することになりました宝田沙織です。約4年半でしたが、海外で経験したことを伝えながら、勝利にこだわり、チームとして成長していけるように頑張ります。また、見にきてくれた方々に楽しんでもらえるように、そして、セレッソらしいサッカーを体現し、チームのために勝利に貢献できるように少しでも力になれればと思っています!今シーズンたくさんの応援をよろしくお願いします!」
2024−25 SOMPO WEリーグを7位で終えたC大阪は、新シーズンより日テレ・東京ヴェルディベレーザを初優勝に導いた松田岳夫新監督がチームを率いる。代表通算24キャップの宝田は、マイナビ仙台レディースに移籍したエース矢形海優の後釜として、攻撃を牽引する働きが期待される。