
■MLB ドジャース 2−6 ジャイアンツ(日本時間14日、ドジャー・スタジアム)
7勝目を狙ったドジャースの山本由伸(26)は、メジャー自身ワーストの5四球と本来の投球ができず、今季5敗目を喫した。
3回にはメジャー2度目の満塁弾を浴びるなど試合を作れず。4回2/3(102球)、移籍後ワーストタイ5失点でマウンドを降りた。
試合後のインタビューに応じた山本は「なかなか狙ったところに投げられず、ランナーをためてしまったので、そこで一発打たれましたけど。その前にフォアボール3つでランナーをためてしまったところが反省点」と、3四球で満塁のピンチを招いた3回を振り返った。
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C.シュミットに捉えられた瞬間は、グランドスラム被弾を確信したのか、グラブを持ち替えて右脚をたたきつけるような仕草で、珍しくマウンド上で苛立ちをみせた。「点の取られ方もすごく悪かったですし、1球1球の内容も納得いくものでは全くなかった。早く調子を何とか戻して、気持ち的には切り替えようと思っていたんですけど、なかなか修正できず最後までいいピッチングができませんでした」と肩を落とした。
この日は、球審の方との相性が合わず、ストライクをあまりとってくれない厳しい判定も見られたが、山本は「それ以前に、なんていうんだろう。自分のいい投球ができてなかったと思います。力不足だなと感じます」と反省の言葉が続いた。
開幕から3か月ほど経ち、疲れなども出てくる中、「多少(疲れ)はもちろんありますけど、基本的にはすごく体調良くこれてますし、しっかり休みを取って、練習もたくさんしながら、充実した日々は過ごせてます。とにかく今日はダメでしたけど次の試合に向かって、前向きにやっていけたらと思います」と話し、次戦を見据えた。