関西にゆかりのある各界からベストファーザーを選出、表彰する「第18回ベスト・ファーザー賞in関西」授賞式が14日、大阪・関西万博会場フェスティバルステーションで行われ、夫婦漫才コンビ宮川大助・花子の大助(75)が芸能部門を受賞した。
大助は「うれしいです」と涙。「どうしてでしょう。涙が出て、たまらんのですよ。母ちゃん、ありがとう」と授賞式に同席した妻の花子に感謝の言葉を送った。
花子は多発性骨髄腫と闘いながら仕事を続け、大助が「介護男子」として支えている。授賞式の後には花子とともに壇上に上がり、スペシャル漫才も披露した。
車椅子の花子を押して登場すると、「女房は宝物。傷ついた宝物を磨いているんです」と話して、再び涙ぐんだ。花子によると、前室でも涙ぐんでいたと言い、涙、涙の受賞となった。
一方の花子は「他の受賞者は立派な方ばかりやけど、うちの夫が一番」とにっこり。受賞の話を桂文枝に伝えたところ、「まだ内緒って言ったのに、すぐに舞台でしゃべっちゃった」と受賞の裏話も明かすなど、達者な話術で笑いを誘っていた。
|
|
他に政治部門で横山英幸大阪市長、スポーツ部門で元プロ野球オリックス、阪神の星野伸之氏ら、7人が受賞した。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。