プロ野球『千葉ロッテマリーンズvs東京ヤクルトスワローズ』中継終了後に取材に応じた柏木ひなた (C)ORICON NewS inc. 元私立恵比寿中学でアーティストの柏木ひなたが14日、都内で行われたBS10『プロ野球中継』千葉ロッテマリーンズ対東京ヤクルトスワローズ戦にゲストとして出演した。
【写真】ヤクルトの快勝に笑顔でガッツポーズの柏木ひなた ヤクルトは4回に並木秀尊のソロ本塁打で先制。5回に3点を加えると、6回には山田哲人にもソロが飛び出した。先発の吉村貢司郎は、7回2安打無失点の好投で3勝目を挙げ、快勝となった。この日の試合のポイントは「やっぱり並木選手のホームランが1番大きかったかなと思います。もちろん吉村投手も今日は荒れたピッチングではなかったし、相手に打たれてもアウトをきちっと取れた。そこで並木くんのホームラン。ホームランバッターではない選手のホームランで、きちんと流れを変えて、そのあとの点につなげていけた。すごく大きかったし、印象もすごく深いです」とした。なかなか調子の上がらない山田にも一発が飛び出し「キャプテンが頑張ると、みんなも着いていこうとなる。一発出たので明日にもつながるのかなと思います」と充実感たっぷりだった。
柏木は、父の影響で好きになり、ヤクルトファン歴も長くなってきたが、今回が初めての本格的な野球中継の出演。「野球に詳しいわけではないので、どう言ったらいいかなと思ったんですけど、(解説の)辻(発彦)さんと実況の田中(大貴)さんにたくさん助けてもらいながら、楽しくプレーを見させてもらいました。今日はヤクルトも勝ったので、すごくいい試合を見られたという気持ちです」とにっこり。自他共に認める雨女。試合を行った千葉・ZOZOマリンスタジアムはあいにくの雨模様だったため、柏木は「今日もかと思いました(笑)。中止にならなくてよかったです」と胸をなで下ろしていた。
ヤクルトは試合前まで4連敗で、セ・リーグ最下位に沈んでいた。「正直、頭の中では『負けるかも…』と…。やっぱりチームの雰囲気も、ちょっと重くて。ファンにも移るんですよ!ここ数ヶ月で負けぐせが付いてるから、負けるかなという気持ちではあったんですけど…。変な負け方じゃないといいな、と」と打ち明けつつも「私たちは応援することしかできない。0点が続いていた中で、どっちが先に流れ変えるかなと思ってたところを、ヤクルトが変えてくれた。吉村投手を楽にさせたと思います」とにっこり。これからのチームに期待することを問われると「やっと今月4勝目。得点も重ならないし、アウトもきちっと取れないのが、数ヶ月続いている。今日は大きかったと思います。5点取れたのもそうですけど、0点で抑えられた。今日で感触を掴んで、明日からの試合でどんどん勝ちを!借金返済してほしいです。1つずつでいいので頑張ってもらえたらなって思います」と話していた。
これからやってみたいプロ野球の仕事もトーク。「今日やってみて、生で解説を聞けて、すごくうれしかった。CM中の言葉だったりが、すごく楽しかったです。ファンとしても見ながら解説を聞けて『こういう風に考えていらっしゃるんだ』と知れた。また機会があればやりたいです。始球式も1度経験させていただいていますが、またできるように頑張れたら」と意気込んでいた。