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<柔道:世界選手権>◇14日◇第2日◇ブダペスト◇男子66キロ級、女子52キロ級
男子66キロ級で、日本男子最多5度目の優勝を狙う阿部一二三(27=パーク24)が、初戦を突破した。
2回戦から登場し、エリオス・マンジ(イタリア)に優勢勝ち。約2分15秒、背負い投げで技ありを奪った。17年に初出場初優勝を飾った、思い出のブダペストで好発進を切った。
2連覇を果たした昨夏のパリオリンピック(五輪)以来の国際大会に挑む。今年4月の全日本選抜体重別選手権で復帰し、体重無差別の全日本選手権にも参戦。国内で調整を進めながら「挑戦者の気持ちを思い出した」と気持ちを新たにしていた。
山下泰裕、高藤直寿らを上回る、日本男子最多5度目の優勝がかかる。大会前には「考えないようにしている。結果を出した先が、最多優勝ならうれしい」と見据えていた。
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女子52キロ級で妹の詩(24=パーク24)との「兄妹同日V」もかかる。ともに優勝すれば、23年ドーハ大会以来4度目の実現となる。昨夏は果たせなかったが、2人で28年ロサンゼルス五輪への1歩を踏み出す。
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