本州の中央北部に位置し、日本海に面する「富山県」。富山湾で獲れる新鮮な海の幸や、立山連峰の絶景などで知られる県です。県庁所在地の富山市をはじめ、10市4町1村の自治体で構成されています。
そこで今回は「富山県で二番目に有名だと思う市町村は?」というテーマについて考えてみましょう。まずは、編集部がピックアップした3つの市を紹介します。
県の北西部にある「高岡市」は、加賀前田家の2代目当主・前田利長が築いた「高岡城」の城下町として発展した歴史を持つエリアです。市の名産品「高岡銅器」は、利長が鋳物師を呼び寄せて住まわせ、金属製品を作らせたことが始まりだといわれています。
利長が亡くなると高岡城は廃城となりますが、3代目当主の前田利常が商工業都市へと舵を切り、城跡に蔵を作るなど、その手腕を発揮。現在も県内有数の産業都市として知られています。
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県の北西部に位置し、「天然のいけす」と呼ばれる富山湾に面した「氷見市」は、古くから漁業がさかんな市です。古くから定置網漁業が行われてきた歴史があり、イワシやブリなどが水揚げされ、特に冬の「ひみ寒ぶり」が全国的に知られています。刺身やぶりしゃぶ、ぶり大根や塩焼きなど、さまざまなレシピで楽しめます。
このほか、『怪物くん』や『忍者ハットリくん』などの作品を発表し、2022年にこの世を去った漫画家・藤子不二雄Aさんの出身地としても有名です。
県の北東部にある「黒部市」は、北側は富山湾に面し、南側は北アルプスの山々が連なる自然豊かな市です。黒部川が流れ、「黒部峡谷トロッコ電車」や「宇奈月温泉」を目当てに、各地から多くの人が訪れます。
山々に囲まれた「宇奈月温泉」は、1923年に開湯し、街並みにレトロな雰囲気が感じられる温泉地です。また、渓谷を縫うように走る「黒部峡谷トロッコ電車」は、客車から開放的な絶景を楽しめます。
富山県にある市町村の中で、あなたが二番目に有名だと思うのはどこですか?
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