【北海道・東北在住者に聞いた】雰囲気が最高な「東北地方の温泉地」ランキング！　2位は「十和田湖畔温泉」ともうひとつ！

　温泉大国の日本には全国に名湯が点在しており、旅の目的地としても人気があります。自然豊かな東北地方にも、風情あふれる魅力的な温泉地が数多く存在します。

【画像：ランキング19位〜1位を見る】

　ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」協力のもと、北海道・東北地方在住者を対象に「雰囲気が最高な東北地方の温泉地はどこ？」というテーマでアンケート調査を実施しました。

　北海道・東北地方在住者から「雰囲気が最高」と支持を集めた東北地方の温泉地は、どこだったのでしょうか。ランキングを見ていきましょう！

第2位：鳴子温泉郷

　第2位には、2つの温泉地が同率で選ばれました。1つ目が「鳴子温泉郷」です。宮城県北部の大崎市に位置する温泉地で、JR「鳴子温泉駅」を最寄り駅としており、東北自動車道・古川ICから約28.5キロの距離にあります。

　鳴子温泉郷は、鳴子温泉・東鳴子温泉・川渡温泉・中山平温泉・鬼首温泉という5つの温泉地から構成され、環境省により「国民保養温泉地」に指定されている温泉郷です。また、地元の伝統工芸である「鳴子こけし」の産地としても有名で、温泉街にはこけし工房や土産物店が立ち並び、観光気分を盛り上げてくれます。

第2位：十和田湖畔温泉

　同率第2位の2つ目は「十和田湖畔温泉」でした。青森県十和田市に位置し、十和田湖の美しい湖畔に湧く温泉地です。東北自動車道・小坂ICから車で約50分でアクセスでき、JR八戸駅や東北新幹線・七戸十和田駅からも路線バスが運行しています。

　十和田湖畔温泉の大きな魅力はそのロケーションで、十和田湖の絶景を眺めながら、静かな湖畔の空気とともに湯に浸かるひとときは格別です。十和田湖のシンボルである「乙女の像」は観光名所としても知られており、湖を周遊する遊覧船や周囲の自然散策など、豊かな自然を楽しめるアクティビティも充実しています。癒やしと観光を同時に楽しめる、東北を代表する湖畔の温泉地です。

第1位：秋保温泉

　第1位に輝いたのは「秋保温泉（あきうおんせん）」でした。宮城県仙台市太白区秋保町湯元に位置し、仙台駅からバスで約30〜50分とアクセスしやすい立地にあります。秋保温泉の歴史は古く、古墳時代から逸話が残っており、戦国時代には伊達政宗がこの地をたびたび訪れ、戦の疲れを癒やしたという逸話も残されています。

　泉質は塩化物泉、単純温泉、硫酸塩泉などがあり、さまざまな効能が期待されています。また周辺には、渓谷美が魅力の「磊々峡（らいらいきょう）」や日本の滝百選にも選ばれた「秋保大滝」など、自然を満喫できる観光スポットも充実。四季折々の風景とともに温泉が楽しめる、まさに雰囲気が最高と評されるのにふさわしい温泉地ですね。