富山県には公立・私立の高校が数多く存在しますが、その中でも、地元に住む30代以下の人たちから、特に優秀な生徒が多いと思われている公立高校はどこなのでしょう。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、富山県在住の30代以下を対象に「優秀な生徒が多いと思う富山県の公立高校」というテーマでアンケート調査を実施しました。
富山県に住むの30代以下の人から「優秀な生徒が多い」と思われているのは、どの高校だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう。
第2位は「富山高校」で、得票率は22.7%でした。1885年に富山県中学校として創立した県立高校で、1953年に現在の校名となりました。2025年には創立140周年を迎える伝統校です。同行は富山県で初めて中等教育を行った歴史ある学校で、戦後いち早く男女混合名簿を採用したり、全国初となる理数科を設置するなど、先進性のある教育を行っています。
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また、2002年度よりスーパー・サイエンス・ハイスクールに指定されているほか、1、2年生向けに、国際的な視野を学ぶ機会となる米国への研修なども実施。普通科と探究科学科が設置されて生徒各自の希望進路に沿った指導が行われており、「人類の発展的未来に貢献する人材の育成」という理念も、優秀な生徒が多そうな印象を与えているのかもしれません。
第1位は「富山中部高校」で、得票率は23.6%でした。1920年に富山県立神通中学校として創立し、1948年に現在の校名となりました。2020年には創立100周年を迎えた伝統校です。「鍛錬・自治・信愛」の精神に代表される長い伝統を受け継ぎ、教育目標を「学力の充実 品性の陶冶 心身の鍛錬」と定めています。
同行では自主性や創造性が重視されており、勉学以外にも部活動や学校行事なども活発に行われています。また、2014年にはスーパーサイエンスハイスクールに指定されており、現在は第3期を迎えています。長い歴史や、生徒が主体的に活動する点などが、優秀な生徒像と結びついたのかもしれませんね。
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