梅雨はおうちで1日12分の簡単美容ケア!「KALOS BEAUTY」のEMS機器は継続できない人ほどおすすめ

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2025年06月15日 17:00  BCN+R

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顔と手の美容ケアを同時に行えるKALOS BEAUTY TECHNOLOGYのEMS機器をレビュー
 梅雨時期は外に出るのが億劫になり、エステなどに通って美容ケアするのは気が進まないものです。そんなときこそレベルアップさせたいのが、おうちでできる美容ケアです。昨今はすぐれた美容家電が多く登場していて、使い勝手や期待できる効果も格段に向上しています。今回紹介するのは、KALOS BEAUTY TECHNOLOGYが販売している二つのEMSを活用した美容家電です。特徴は1日12分という短時間で、顔と手を簡単にケアできること。本記事では実際のレビューも交えながら、どんな点がすぐれているのか解説したいと思います。

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●KALOS BEAUTY TECHNOLOGYはどんなメーカー?

 美容家電といえばパナソニックやシャープ、ReFaブランドを展開するMTGなどが有名ですが、KALOS BEAUTY TECHNOLOGYというメーカーについては、ご存じない方が多いかもしれません。

 同社は2017年設立の美容・生活・健康を軸に様々な製品を開発・販売しているメーカーです。注目したいのは、代表取締役を務める高田栄和氏の経歴です。これまでシャープやMTGに在籍しており、特にMTGにおいてはReFaの技術責任者として人気EMS機器の品質を支えてきた実績を持っています。

 今回取り上げるマスク型美顔器「Mask de kirei(マスクデキレイ)」とグローブ型美容機器「Beau-te(ビューテ)」は、どちらも「EMS」がキーテクノロジーで、業界を代表する企業で培った高田氏の知見が存分に生かされています。

●独自のEMS技術で痛みを感じにくい「Mask de kirei」

 まずは、マスク型美顔器「Mask de kirei」を紹介します。同製品は専用マスクの左右のデバイスから発生するEMSによって、ゆるんだり凝り固まったりした顔の筋肉に刺激を与えるもので、ハンズフリーで肌ケアできるのが強みです。

 同じようなマスク型美顔器は他社にもありますが、Mask de kireiならではの魅力として、独自の「7wave-EMS」を採用していることが挙げられます。EMSは独特のピリピリ感やチクチク感がつきものですが、7wave-EMSは7種類の特別な電流でこれらを抑制します。

 Mask de kireiは肌に化粧水や美容液をなじませてから使用する必要がありますが、EMSには角質層まで美容成分を浸透させる副次効果もあります。1日12分という短い時間で、筋肉への刺激と美容成分の浸透を同時に行えるのも、うれしいポイントです。

●世界初のアプローチ!手にEMS刺激を与える「Beau-te」

 次に手の美容器「Beau-te」について紹介します。こちらはこれまで市場になかった世界初のアプローチとなる製品で、「手も顔のように」という説明の通り、手の筋肉をEMSで刺激して顔同様に様々な肌の悩みを解消してくれます。

 特徴はMask de kireiと同様に、特許を取得している7wave-EMSによる痛みの感じにくい刺激、そして美容成分の浸透効果です。こちらもケアに要する時間は1日12分なので、マスクと合わせて使用すれば、圧倒的な時短美容を実現してくれます。

●【Mask de kireiレビュー】面倒じゃない&痛すぎないから続けられる

 今回は実際にMask de kireiとBeau-teを試せる機会を得たので、どのような使い勝手で、どのような感覚だったのかをレポートしたいと思います。

 まずは、商品設計から。Mask de kireiとBeau-teはともにEMSを発生させるデバイスが分離できる構造になっています。分離できるメリットは衛生面にあります。どちらもデバイスを取り外せば、洗濯機で丸洗いできるので、長く清潔に使用できます。

 マスクは頬っぺた全体を覆うサイズなので、通常のマスクよりはやや大きい印象です。デバイスを装着すると重さでマスクが下にずれやすくなりますが、付属のサイズ調整ベルトでフィットさせることができるため、顔が小さい人も安心して使えます。

 使用前に肌になじませる化粧水や美容液は市販のものでもOKですが、今回は付属の専用美容クリームを使用しました。こちらはナイアシンアミドとグリチルリチン酸2Kを配合したもので、シワ改善・メラニン生成抑制・肌荒れ防止・乾燥防止などの効果があるとのことです。

 本体はマスクに取り付けたデバイスもしくは付属しているコントローラーのどちらからでも操作できます。電気刺激の強度は10段階で細かく調整できるので、どのくらいの刺激であれば許容できるかなど、試しながらセッティングします。

 Mask de kireiはEMS刺激が「痛みを感じにくい」という部分を強みにしていますが、実際に使ってみると、その感覚を理解できました。本製品はEMSの刺激がないわけではありません。電流が流れているという感覚はしっかりとありますが、それに伴う痛みが抑えられているというイメージです。

 筆者は顔と腹筋でEMS機器を使用したことがありますが、少し強度を上げるとツリそうになるため、正直言ってかなり苦手でした。Mask de kireiはこの「ツリそう」という感覚の一歩手前で留めてくれるような感じで、「これならもうちょっと強度を上げられる=より効果的に使える」と感じました。

 使用後の肌はあくまでも筆者の感覚としてですが、使用前よりぷるんとしたハリが生まれているような気がしました。また美容液の浸透もあって、うるおいも実感できました。

●【Beau-teレビュー】手が整うという新鮮な体験

 次はBeau-teの使用感をレポートします。同製品は指先が空いており、主に手の甲にアプローチします。グローブは裏側のマジックテープで締め付けを調整できますが、わりとタイトな作りで手にぴったりとフィットする設計になっています。

 EMSによる手のケアは経験がない方が多いかと思いますが、要領は顔をケアするときと同じです。ケアする前に化粧水や美容液をなじませ、しっかり塗り込んだらグローブをはめます。そして、装着したデバイスもしくはリモコンを使ってケアをスタートします。

 Beau-teのEMS強度もMask de kireiと同じ10段階です。手の甲に伝わるEMSは顔よりも刺激に耐えられるため、わりと強めに調整しても問題ありませんでした。

 12分のケアの後の肌の状態は、Mask de kireiによってケアした顔と近いものがあり、肌のハリとうるおいを感じることができました。「手は歳が出る」とよく言いますが、意外と効果的なケア手段は少ないもの。Beau-teは手のアンチエイジングに悩む人にうってつけの製品といえそうです。

●ハンズフリーだからケアしている12分間も手持ち無沙汰にならない

 Mask de kireiとBeau-teは効果もさることながら、やはり「時短&ながらOK」というところが最大の魅力です。忙しい日々の中では毎日美容ケアをするというのは、意外と難易度が高いものです。

 しかし、先述したようにどちらも1日12分という短時間、しかも同時にケアできるので、お風呂上りや寝る前のリラックスタイムに使用するのも苦になりません。また、テレビを見ながら、家事をしながら使えるというのもナイスなポイントです。Beau-teは指先が空いているので、ケアしながらスマホを使うこともできました。

 エステなどの専門的な美容ケアは高い効果がありますが、毎日通うのは難しく、多忙な人であればなおさらです。費用が高額という理由で足が向かないという人もいるでしょう。一方、おうちでできる美容ケアは、購入後は少ないコストで頻度高く行えるという強みがあります。また家族で一緒に使えるのもメリットです。

 公式オンラインストア価格はMask de kireiとBeau-teともに3万6800円。けして安くはありませんが、「エステに通うならこっちの方がコスパは良さそう」という方や「家で継続的に美容ケアをしたい」という方にとっては、価値ある投資になるのではないでしょうか。(フリーライター・小倉 笑助)

小倉笑助

家電・IT専門メディアで10年以上の編集・記者経験を経て、現在はフリーライターとして家電レビューや経営者へのインタビューなどをメインに活動している。最近は金融やサブカルにも執筆領域を拡大中

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