トイレットペーパー「表向き」「裏向き」の違いは?イタズラ防止には「裏向き」意外な理由

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2025年06月16日 08:00  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

日本で多く採用されている表向きの状態。国によってはふたがなく、便座の背面の位置に設置されていることもあるんだとか ※写真はイメージです

 日常の気になる疑問を解決!トイレットペーパーの「表向き」と「裏向き」の違いは?知って楽しいおもしろ雑学を友達や家族にも教えてあげよう。

知って楽しい!おもしろ雑学

Q.トイレットペーパーの「表向き」と「裏向き」の違いは?

A.表向きは視認性や使いやすさ重視。裏向きはペットや子どものいたずら防止につながる。(トイレ研究家 白倉正子さん)

 トイレットペーパーの端を壁の反対側にかけ、ロールの前から紙を引き出す方法を「表向き」。それとは逆にして、ロールの後ろから紙を引き出す方法を「裏向き」とした場合、正しい向きはあるのだろうか。

表向きは清潔さ、視認性、使いやすさの面で優れていると主張されていて、実際、ホテルやレストランの多くがこの表向きを採用しています。部屋の清掃をアピールする三角折りもこの一つ。

 一方、裏向きは紙が壁側に垂れる掛け方で、子どもやペットのいたずらを防止しやすく、紙の端が視界から隠れるため、空間の見た目が整うという声もあります

 と話すのは、トイレ研究家の白倉正子さん。 

「また、シングルのトイレットペーパーは外側が柔らかく、内側がゴワゴワする素材お尻に“紙の柔らかいほうが当たるべき”とされていますので、裏向きの状態で手前に紙を巻き取ると効率的。

 とはいえ、表向きでも紙の外側がそのまま外側になるように巻くことができれば良いので、向きに厳格な決まりはありません」(白倉さん、以下同)

 お尻への負担を考えると裏向きのほうがよさそうだが、日本が表向きを採用しているのには理由がある。

トイレットペーパーの芯を刺す横棒に付属して、ふたや刃がついているから。その場合、表向きのほうがきれいに適切な量を切り取りやすい。海外で裏向きを採用している地域があるのは、押さえになるふたがなく、横棒のみのデザインが多いからでしょう」

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