今日16日は今年初の36℃超 明日17日以降はまるで梅雨が明けたような天気

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2025年06月16日 16:42  日本気象協会

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日本気象協会

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今日16日は、今年初めて36℃以上を観測し、全国的に今年いちばんの暑さとなっています。明日17日はさらに最高気温35℃以上の猛暑日になる所が増える見込みで、20日(金)ごろにかけて、まるで梅雨が明けたかのような暑さと天気になりそうです。

今年初の36℃超 全国で続々今季いちばんの暑さを更新

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今日16日は暖かい空気の流れ込みが強まり、全国で続々と今季いちばんの暑さの記録を更新しています。午後3時までの最高気温は、西条(愛媛)で36.5℃、穴吹(徳島)と徳島で36.2℃、を記録するなど、全国で今年初めて36℃以上を観測しました。全国で最高気温が35℃以上の猛暑日になったのは、5月21日に飛騨市神岡(岐阜)で35.0℃を観測したのに次いで、今年2回目です。

17日〜19日はさらに猛暑日急増

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明日17日からは夏の高気圧が勢力を拡大し、日本付近を覆う見込みです。夏の暖かい空気が流れ込み、晴れ間も増えるため、今日16日よりもさらに気温の上がる所が多いでしょう。明日17日から19日(水)は、西日本から東日本の広い範囲で最高気温30℃以上の真夏日となり、35℃以上の猛暑日の所も急増する見込みです。東北南部でも福島など猛暑日となる所があるでしょう。

20日(金)にかけて晴れ間が多く、まるで梅雨が明けたような日差しと暑さになる見込みです。前回、5月21日に飛騨市神岡(岐阜)で猛暑日となった頃は、比較的、空気が乾いていましたが、今週は湿度の高い状態で気温が上がって蒸し暑くなるため、熱中症のリスクがさらに高まるでしょう。より一層、熱中症対策を心がけるようにしてください。

21日(土)から23日(月)は、日本海に前線が停滞するため、雲が多くなり日本海側では雨の降る所があるでしょう。ただ、前線の南側となるため全国的に暖かい空気が流れ込みやすく、厳しい暑さは変わらない見込みです。

熱帯夜の地点も増加 夜の熱中症に注意

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この先は夜の気温も下がりにくく、最低気温が25℃以上の熱帯夜となる所が増える見込みです。寝る前の水分を補給したり、夜も冷房を使ったり、夜の熱中症対策も忘れないようにしてください。

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