Googleが提供する生成AIツール「NotebookLM」を使えば、指定した資料をもとに、効率的なリサーチを行えます。本記事では、Googleが5月にリリースしたモバイル向けの「NotebookLM」アプリを使って、指定した資料の情報を整理してもらう使い方をチェックしていきたい。
なお、本稿で紹介する手順は、特に断りがない場合、iOS版のバージョン1.0.5の内容をもとにしている。
●ソースを指定する
「ChatGPT」や「Gemini」などでは、「チャット」という単位で画面が構成されているが、「NotebookLM」における話題ごとに分かれた画面のひとまとまりは「ノートブック」と呼ばれる。
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このノートブックを新規作成する場合には、画面下部に表示された「新規作成」をタップする。一方、既にノートブックが作成されている場合には、下部にある「ソースの追加」をタップしよう。
今回は例として「ウェブサイト」を選択し、次画面の「URLを貼り付け」の欄に、情報のソースとして使いたいURLをコピーアンドペースト操作で貼り付け、「追加」をタップする。
ノートブックが作成された上で、「ソース」タブに指定したウェブサイトが、「チャット」タブにソースをもとにした要約内容が表示される。
ソースを複数指定したい場合には、さらに「ソース」タブを指定して、下部の「ソースの追加」から同様の操作を繰り返そう。
●チャットを続ける
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必要なソースがそろい、「チャット」タブに要約が表示された状態になったら、さらにプロンプトを記入することで、単なる要約ではなく、より細かい指示に基づいた回答を出力させることができる。
例えば、NotebookLMに関するプレスリリースを指定した状態で、「新たにできるようになったことを箇条書きにして」のように指示してみると、必要な情報について、箇条書きでまとめてくれるといった具合だ。この辺りの操作は、すでにChatGPTやGeminiなどを触ったことがある方ならば、特段迷わずに使えるだろう。
NotebookLMのポイントは、複数の資料を指定した状態でこうした操作が行いやすいことにある。例えば、10件の記事や動画などをソースとして指定しつつ、質問を行うことで、必要な情報を素早くリサーチできるわけだ。
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