「あなたを奪ったその日から」9話、「相当しんどい」「大人が悪い」…食品事故の“真相”に視聴者から様々な反応

北川景子主演の月10「あなたを奪ったその日から」の9話が6月16日放送。食品事故の真相に「相当しんどい」「大人が悪い」などの声が上がるとともに、ラストの美海のセリフにも「真実を知った事がいちばん辛い」などの反応が送られている。

食品事故で子どもを失い、事故を起こした惣菜店の社長の次女をはからずも誘拐し娘として育ててきた中越紘海を北川が演じる本作。北川のほか、紘海の娘・灯が死亡した食品事故は自分が起こしたと口にした結城旭に大森南朋。旭の娘・萌子だったが紘海のもとで育つことになった中越美海に一色香澄。

旭の指示で萌子を探し続けているが、食品事故について旭に非はないと信じている望月耕輔に筒井道隆。旭に裏切られたまま亡くなった総菜店の調理責任者・鷲尾勇の娘だった東砂羽に仁村紗和。旭に紘海が灯の母であることを伝えた玖村毅に阿部亮平（Snow Man）。現在入院中で父・旭との面会を拒む結城梨々子に平祐奈といった俳優陣が共演する。


※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。

9話では望月が紘海が持っていた電車のキーホルダーが気になり、紘海の自宅へと向かって美海を見かける。美海を尾行する望月だが鉄道オタクと勘違いされ話しかけられることに。望月は「腕にほくろが2つないか」と美海に質問する。すると美海は腕をまくり、2つのほくろを見せる。その後美海はスマホで萌子を捜索するチラシを見つけ、載っていた旭の番号に電話する。

そんな望月に旭は、紘海が灯の母だと伝えたうえで「彼女にはもう関わるな」と告げ、萌子の捜索用の番号にかかってきた電話の発信者を特定するよう指示。一方玖村は紘海が灯の母であると伝える。すると梨々子の表情が一変…という展開に。

旭は「話したいことがある」と紘海に連絡、砂羽とともに自宅に呼び出す。そこで明かされたのは、事故の日、惣菜店では人が足りず、ヘルプでバイトしていた梨々子が間違えてピザにエビを混入させたという真実だった…。

この事実にネット上では「梨々子が悪意なく、むしろ善意でヘルプに入った結果の事故っていうの相当しんどい」「店主の娘だからって厨房立たせる判断をした大人が悪い」「梨々子の苦しみも悲しくてもう悪だとは思えなくなってしまった」などの声が上がる。

そして望月が自宅に現れたこと、美海が彼に腕のほくろのことを話したと知った紘海は、取り乱しながら荷物をまとめるよう美海に命じるのだが、そこで美海は萌子捜索のチラシ画面を紘海に見せ、「お母さん、この子誰？」と問いかける…。

このラストにも「美海ちゃんが真実を知った事がいちばん辛い。大好きなお母さんだと思ってたのに」「年頃の女の子が急に本当の父親ですって言われて旭と暮らすっていうのも無理が…」「美海が結城家に戻ったとしてうまくやれるのか？はめちゃくちゃある」「あと2話でどう着地するんだろう美海ちゃん(萌子)…」などといった反応が送られている。

【第10話あらすじ】
美海が自分の出自を知り、紘海と血がつながっていないどころか、自分が奪われた子供だと悟った美海は激しく動揺する。一方、紘海の犯した罪を知ってしまった望月は、11年にわたり自分を騙していた旭への怒りと失望から、本当のことを伝えられずにいた。しかし旭に隠し通せるわけもなく、ついに、紘海の娘・美海こそが萌子だと打ち明ける…。
「あなたを奪ったその日から」はカンテレ・フジテレビ系にて毎週月曜22時〜放送中。




（笠緒）