便利な「ハッカ油」…虫除け用に使用する人も 気軽に使っていたら…“危険”な7つの理由とは?

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2025年06月17日 15:20  まいどなニュース

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自然派アイテム「ハッカ油」の注意点※画像はイメージです(Patryssia/stock.adobe.com)

SNSなどで話題の「ハッカ油」をご存じでしょうか。「ハッカ油」とは、薄荷(はっか)といわれるシソ科の植物から抽出された天然のオイルです。英語表記の「ミント」の方が馴染みがあるかもしれませんが、最近は「虫除け」に効果があると注目されています。自然由来で健康的なイメージがあるため、いろいろな場面で愛用されている方もいらっしゃるのでは?宅配クリーニングのcoco-ara(ココアラ)公式インスタグラム(@coco_ara_cleaning)では、そんな「ハッカ油」がお洗濯で大惨事になる危険性があると注意を呼び掛けています。

【画像】お洗濯にハッカ油の危険

「自然由来」だから害はない?ハッカ油の7つの注意点

投稿では、「ハッカ油」は香りもスッキリとしており、確かに虫を寄せつけない効果があると紹介しています。けれども、「衣類にたくさんふりかける」「洗濯時に数滴入れて洗う」といった方法で安易に実践するのは危険とも掲載しています。虫除けなどには正しい使い方で利用してほしいと、ハッカ油を使用する際の危険ポイントを7つあげています。

【危険ポイント1】
ハッカ油は「精油」であり、80度で引火する恐れがあるため、洗濯機の乾燥機能等で発火する危険がある
※乾燥機能を使用しなくても洗濯機の故障の原因になる恐れもある。

【危険ポイント2】
蚊やハエ、ノミなどには効果があるが、逆に蜂や蝶を引き寄せる事がある

【危険ポイントその3】
猫・鳥・フェレットなどには毒になる
※猫の肝臓には精油に含まれる成分を解毒する機能がなく、少量のハッカ油でも中毒を起こすリスクがある。ダニよけに寝具に使用するメントール成分も解毒できないペットには体内に蓄積されて不調を起こす可能性も。犬には基本的には無害だが原液はNG。

【危険ポイントその4】
ハッカ油に含まれる「リモネン」には、プラスチック製品を溶かす作用があり、プラスチックボトルに入れるとボトルがボロボロになることもある
※ハッカ油を保存する時や、ハッカ油を持ち歩く際はガラス製や陶器のボトルを使用する。

【危険ポイントその5】
ハッカ油に含まれるメントールの分量が多すぎた場合、肌荒れを起こしてしまう場合もある
※原液を肌に直接つけるのは危険。必ず薄く希釈したものから試すようにする。

【危険ポイント6】
清涼感がありスースーするが、熱を放出できるわけではない
※温度を下げる目的で使用するのは危険。

【危険ポイント7】
虫よけの効果はあるが、衣類に使用することでシミになることがある

▽出典
・coco-ara(ココアラ)公式インスタグラム「お洗濯にハッカ油の危険」

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このニュースに関するつぶやき

  • 蚊は寄せにくいが蜂とか来るのは嫌だし猫とかには有毒とは知らなかった…それとハッカ油は燃えやすいのも怖いわ。確かにオイル可燃性だしね。
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