【動画】怖すぎる猿のおもちゃが招く惨劇！ 『THE MONKEY／ザ・モンキー』予告編
本作は、恐怖の猿が巻き起こす血まみれの殺りく劇を描くホラー作品。
ホラーの帝王スティーヴン・キングの『猿とシンバル』を基に、「ソウ」シリーズや『M3GAN／ミーガン』など数々のヒット作を生み出してきたジェームズ・ワンがプロデュース、ホラー映画界の新たな巨匠と言われ、日本でも好評を博した『ロングレッグス』のオズグッド・パーキンスが監督と脚本を務める。
本国アメリカでは、米アカデミー賞作品賞を受賞した『ANORA アノーラ』や『パラサイト 半地下の家族』などを配給したNEONによって今年2月に公開。公開前から予告編の再生回数が72時間で1億900万回再生を超え、インディーホラーとして最高記録を更新（1月24日時点）するなど大きな話題に。封切り後は『キャプテン・アメリカ：ブレイブ・ニュー・ワールド』に次いで2位のオープニング成績を記録するヒットとなった。
双子の少年ハルとビル兄弟は父が遺した持ち物から、ぜんまい式のドラムを叩く猿のおもちゃを見つける。その頃から周囲で“不慮の事故死”が相次ぐ。最初はシッターのアニーが、ほどなくして母親が亡くなった。ハルはふたりが死ぬ前にこの猿がドラムを叩いていたことから、気味悪がっておもちゃを切り刻んで捨てるが、気づくと元通りとなって戻ってきた。
|
|
|
|
静かで不穏な空気の詩的なホラー作品が多かったパーキンス監督。本作では、兄弟の身近な人の死からはじまり、25年の時を経てさらにその数は増え、まるで殺人カタログを見ているかのような、バリエーション豊かで突飛な殺りくが繰り広げられる。呪われた家族の苦難を、血みどろの絶叫マシーンのようなコミカルでポップな作品として作りあげた。
これまで数多くのスティーヴン・キング作品が映像化されてきたが、キング本人が「狂気の沙汰だ」とコメントするほどこれまでにない独創的なホラーとなっている。
日本版予告編は、「この町ではよく人が消えるの。“ポン！”って」と明るく語る女性の声に続き、猿のおもちゃがドラムを叩いた瞬間に立てかけてあった銃が暴発、主人公ハルが血まみれになるシーンから始まる。 その後も“死を招く最凶の猿”がドラムを叩くと、次々と人が死んでいく。もはやその暴走は手が付けられない。猿の恐怖と止まらぬ勢いを感じさせる、恐怖とユーモアが漂う予告編となっている。
ポスターは、製作のジェームズ・ワンが「この猿ほど怖いものはない」と語る、気まぐれな猿（のおもちゃ）がドラムスティックを掲げ、いつでもドラムを叩ける状態で前を見据える姿を大きく配置したもの。猿の持つスティックとドラムには血がベットリとついている。歯をむき出しにした不気味な顔の横には「ねじを巻いて あとはお楽 し み」というコピーも。次に誰が死ぬかは、猿のみぞ知る…。
|
|
|
|
エンタメ
