「高畑勲展」はフォトスポットでパパンダに飛びつける、コラボカフェメニューも公開

高畑勲の展覧会「高畑勲展 ー日本のアニメーションを作った男。」のフォトスポットやグッズ、コラボカフェ情報が公開された。

【画像】「高畑勲展」限定で販売される「ふんわりキーホルダー 正吉」

6月27日から9月15日まで東京・麻布台ヒルズギャラリーで開催される「高畑勲展」。会場には同展覧会限定で、「パンダコパンダ」のフォトスポットが登場する。もこもこした大きなパパンダの体にパンちゃんが飛びつくシーンが再現されており、天井に設置されたカメラで再現写真を撮影可能。その場でデータにして持ち帰ることができる。パパンダのお腹の柔らかさが体感できるフォトスポットだ。さらに会場には「高畑勲展特設グッズショップ」を併設。販売される食器などのグッズや、限定商品「ふんわりキーホルダー 正吉」もお目見えした。

高畑勲展で紹介した作品にインスパイアされたメニューを販売するコラボカフェ「喫茶 高畑勲展」も、展覧会と同期間展開される。コラボカフェではパパンダの顔を再現した「パパンダカレー」、ミミ子の目玉焼きをレアチーズケーキで表現した「ミミ子の目玉焼きデザートプレート」、竹やぶに囲まれて楽しく生活するパンちゃん親子をイメージした「パンちゃん親子の竹やぶミルク」などを販売。なお6月27日から7月31日までの前期と、8月1日から9月15日までの後期で一部提供メニューが異なる。

映画監督・岩井俊二が、展覧会のスペシャルサポーターを務めることも明らかになった。若き日に高畑に出会い、薫陶を受けた岩井は「大学卒業時に直接お会いする機会を得て、なかなかに手加減のないご指導を賜りました。以来人生の折々でメッセージを頂いたり、お話を伺う機会を得たり、学び多き時間を頂きました」と高畑との交流を振り返っている。

■ 岩井俊二コメント
僕は高畑勲さんの遠縁の親戚だったということもあり、大学卒業時に直接お会いする機会を得て、なかなかに手加減のないご指導を賜りました。以来人生の折々でメッセージを頂いたり、お話を伺う機会を得たり、学び多き時間を頂きました。知るほどに深みを増す高畑さんの世界、その魅力を次世代の方々にも是非知って頂きたく、今回の展覧会ではスペシャルサポーターとして、微力ながら尽力させて頂ければと思っております。

■ 「高畑勲展 ー日本のアニメーションを作った男。」
会期：2025年6月27日（金）〜9月15日（月・祝）
時間：10:00〜20:00 ※最終入館19:30
※2025年6月27日（金）から7月18日（金）までの火曜・日曜日は10:00〜17:00、最終入館16:30
場所：東京都 麻布台ヒルズ ギャラリー
料金：会期前チケット 一般1800円、専門・大学・高校生1500円、4歳〜中学生1200円、会期中チケット 一般2000円、専門・大学・高校生1700円、4歳〜中学生1400円