和歌山の縫製工場が新ブランド立ち上げ 敏感肌の男性に向けたTシャツ専用インナーを展開
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2025年06月19日 14:40 Fashionsnap.com

写真 和歌山県和歌山市の縫製工場 オランジェが、オリジナルブランド「ダダダ(dadada)」を立ち上げる。
オランジェは、「ニットの聖地」と呼ばれる和歌山県で1970年に創業。OEM業者として、ファッションブランドの製品やスポーツウェアなどを製作してきた。
新ブランド ダダダは、「オランジェの蓄積された技術を自社ブランドとして世に送り出したい」「製品を通して、日常に心地良さや装いの楽しさを届けたい」という考えからスタート。敏感肌の男性に向けたTシャツ専用インナーを展開する。
アイテムは、1時間に1平方メートル程度しか製造ができない希少な吊り編み生地を、綿およびシルク100%で製作。縫製にはユニオンスペシャル社のフラットシーマを使用して縫い目の段差を無くし、快適な着心地を実現する。また、肌着を着ている事を感じさせないよう肌に近いベージュやグレー等の色合いの染めを施すほか、脇部分にパッドを用いることで汗吸収機能を強化。Tシャツからのはみ出しや、乳首透けもケアする。価格等は未定だが、2026年春以降の製品化を見据え、製品の試作や展示会への出展、試着調査を進めていくという。
◼️オランジェ:公式サイト
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