一発退場となった(右)リコ・ルイス [写真]=Getty Images マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、一発退場となったイングランド代表DFリコ・ルイスに対する判定に言及した。18日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
FIFAクラブワールドカップ2025・グループG第1節が18日に行われ、マンチェスター・シティはウィダード・カサブランカ(モロッコ)と対戦。2分にフィル・フォーデンが先制点を決めると、42分にはジェレミー・ドクが追加点を挙げ、2−0で白星スタートを飾った。
この試合に先発出場したR・ルイスだったが、88分にスライディングタックルをした際にボールを蹴り出したものの、そのまま勢いでスパイクの裏が滑り込んできた相手選手の顔面に直撃してしまい、ブラジル人主審のラモン・アバティ氏はすぐさまレッドカードを提示。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)での確認の末、これが認められ、R・ルイスは次節出場停止となった。
試合後、この判定について聞かれたグアルディオラ監督は「彼(主審)は少し足が高かったと思ったのだろうけど、彼(R・ルイス)は芝生の上にいて、ボールに触れていた」と振り返りながら、主審の判定に不満を語った。
「ボールに触れるまでのスピードを考えると、リコに故意はなかった。彼は決して誰かを傷つける人ではない。正直言って、レッドカードは不必要だった。しかし、主審は別の意見を持っていて、彼がボスだ。VARでも確認されたから、私たちは受け入れるしかない」
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