伊豆急行「リゾート21」デビュー40周年 - 撮影会＆記念乗車券など

伊豆急行は19日、「リゾート21」(2100系の愛称)のデビュー40周年を記念した企画として、記念乗車券やグッズの販売、記念撮影会の実施、記念ヘッドマークの掲出を行うと発表した。


「リゾート21」は1985年7月20日にデビュー。前面の大きな窓や階段状の展望席、海に向いた座席などの特徴を持ちながら、特別料金不要の普通列車として運用され、デビュー当初から伊豆急行のフラッグシップとして活躍してきた。1993年までに5編成が製造され、現在は伊豆の特産品・金目鯛をイメージした「キンメ電車」と、下田にかつて来航した黒船をモチーフとした「黒船電車」の2編成が運行を続けている。



この2編成が並んだ状態で撮影できる「リゾート21デビュー40周年記念撮影会」を7月20日、伊豆高原検査場内で開催。参加料金は1人2,100円(ノベルティ特典付き)。18時以降、約30分おきに4回実施する。各回30名・合計120名を対象に行われ、チケットは同日9時から伊豆高原駅改札前特設ブースで販売。売り切れ次第、終了となる。


「リゾート21デビュー40周年記念乗車券」は、220円区間のD型硬券乗車券5枚セットで販売され、価格は1セット1,100円。先行販売は7月20日9時から伊豆高原駅改札前特設ブース、一般販売は7月21日から「伊豆ぽたSTATION伊豆高原・下田」で行う。9月1日から「きっぷと鉄こもの」で通信販売も行うが、先に完売した場合、通販は行わない。



記念乗車券の購入者を対象に、「リゾート21限定クリアファイル」を1部につき1枚配布するキャンペーンも実施する。配布は計1,000枚限定。7月20日は伊豆高原駅改札前特設ブース(500枚)、7月21日以降は「伊豆ぽたSTATION伊豆高原・下田」(各250枚)で先着順に配布される。



「リゾート21デビュー40周年記念グッズ」として、ヘッドマーク型アクリルキーホルダー(全4種、各600円)とヘッドマーク型ステッカーシールセット(1セット4枚入、500円)も発売する。どちらも伊豆高原駅改札前特設ブースで7月20日に先行販売、7月21日から「伊豆ぽたSTATION伊豆高原・下田」で一般販売、9月1日から伊豆急グッズオンラインショップ「SHOP 129」で通信販売を行う。ヘッドマーク型アクリルキーホルダーは各1,000個限定、ステッカーシールセットは1,000セット限定。いずれもなくなり次第、終了となる。


40周年記念ヘッドマークは、「キンメ電車」に7月26日から8月12日まで、「黒船電車」に7月26日から12月26日までそれぞれ掲出。状況により掲出期間が変更となる場合があるとのこと。熱海〜伊豆急下田間で運行予定となっている。（佐々木康弘）