
「ブルートレイン」の記憶を受け継ぐデザイン
JR東日本は「新たな夜行特急列車を導入します」「運行を通じて地域の皆さまと新たな観光需要を創出します」とコメント。本列車は、首都圏から北東北エリアなどを結ぶ予定で、定員は約120名を見込んでいる。新たな夜行特急列車の外観は、1号車側にはかつての夜行列車「ブルートレイン」の記憶を受け継ぐ「メモリアルブルー」、10号車側には、夜から夜明けへと移り変わる時間を象徴する「ミッドナイトホライズン」を配色。さらに、両者をつなぐ白いラインで夜明け前の一瞬の輝き「ブルーモーメント」を表現している。
「シンプルでありながら上質な移動空間」をコンセプトにした同列車には、1〜4人用の多様な個室タイプが用意されており、一部にはより快適に過ごせる「プレミアムグリーン個室」も設けられる。
またラウンジスペースや販売スペースの設置も予定されており、旅のひとときを共有できる開放的な空間が提供されるとのこと。さらに車いす対応の個室も完備し、すべての乗客が快適に利用できる列車を目指すとしている。
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「素晴らしい」「気になる」SNSでは称賛と不安の声
この発表にSNSユーザーからは「素晴らしい構想とコンセプト」「料金よりも窓口や券売機で切符として買えるかが気になる」「夜行特急の復活は本当に嬉しい」などのコメントが寄せられた。JR東日本は公式Xにて「日常を離れた旅の体験を通じ、鉄道で旅をするワクワクした気持ちを多くのお客さまに思い起こしていただくとともに、運行を通じて JR 東日本エリアの豊かな自然や文化を国内外に発信し、観光の活性化を目指していきます」ともコメント。今後の展開に注目が集まる。
<参考>
JR 東日本ニュースリリース 公式X
JR東日本ニュース「新たな夜行特急列車を導入します〜運行を通じて地域の皆さまと新たな観光需要を創出します〜」
※コメントは原文ママ
(文:All About 編集部)