映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』ファーストルック画像(C)にいさとる/講談社 (C)2025「WIND BREAKER」製作委員会【モデルプレス=2025/06/20】にいさとる氏による不良漫画「WIND BREAKER/ウィンドブレイカー」(講談社)の実写映画化が決定。あわせて【防風鈴】の姿を切り取ったファーストルックと超特報映像も解禁された。
【写真】漫画「WIND BREAKER」実写映画化 実写映画化 解禁された特報◆「WIND BREAKER/ウィンドブレイカー」
本作は、にいさとる氏による人気漫画。2021年にマガジンポケットで連載が開始されると、若い世代を中心に大きな反響を集め、翌年には「全国書店員が選んだおすすめコミック2022」受賞、2024年には待望のTVアニメ化を果たし各配信サービスで視聴ランキング上位を席巻。2025年4月期には早くもTVアニメ第2期が放送され、連載開始からわずか4年間で累計発行部数は800万部を突破した。
舞台化、ゲーム化とその人気ぶりがますます加速を続ける本作の実写映画化が決定。TVアニメ第2期最終話の中で初公開となった超特報映像で解禁となった。
ケンカだけを取り柄に孤独に生きてきた主人公・桜遥。かつて不良の巣窟と恐れられた風鈴高校のてっぺんを獲るため街にやってくるも、生徒たちは防風鈴=WIND BREAKERと呼ばれ、街を守る存在へと変貌を遂げていた。桜は戸惑いながらも防風鈴の一員として初めてできた仲間と街の命運を賭けて、戦いに身を投じていく―。街を守る正義の不良というこれまでにない設定と、個性的で魅力溢れるキャラクター、不良漫画として王道の物語展開が掛け合わさり、瞬く間に多くのファンを生み出してきた。
◆監督に「ブルーピリオド」萩原健太郎氏・脚本に「ハケンアニメ!」政池洋佑氏
監督には「ブルーピリオド」「サヨナラまでの30分」など、新たな青春映画を生み出してきた萩原健太郎氏、脚本は「ハケンアニメ!」で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した政池洋佑氏。アクション映画としての魅力を担保しながら、孤独な主人公・桜遥という人間が仲間との関わりの中でどう変化していくか?アツい人間ドラマを生み出してきた2人のタッグで映画「WIND BREAKER/ウィンドブレイカー」としてキャラクターたちに息吹を吹き込む。
◆沖縄県でオールロケを敢行
撮影は2025年2月から4月にかけて沖縄県でのオールロケを敢行。物語の中心地ともいえる防風鈴たちが守る<東風商店街>は県や自治体、地元住民の方々からの最大級の協力を得て、実在の商店街を借り、映画用の店舗看板、外装・内装を1店舗ずつ装飾し、原作のアイコンとなる東風商店街のアーチや、防風鈴の口上が描かれた看板などもゼロから建設するなど、大規模なオープンセットを制作。原作のエッセンスを踏襲しながら映画の世界観を作り出した。
加茂義隆プロデューサーは「仲間たちの熱い友情が、主人公・桜の抱える孤独や葛藤を打ち破ってゆく。『一人では乗り越えられない深い闇も、仲間となら壊すことができる』そんな胸を打つ原作の力強いメッセージを映画で届けたいという思いが出発点でした」と、今回の映像化の意図をコメント。萩原監督は「この映画は、“ヤンキー映画”という、一見すると前時代的なジャンルへの挑戦状です。若く熱量高い俳優たちと、“当たり前”に疑問を持って、壊して、再構築した先にその答えがあると信じて撮影に挑みました」と撮影の手ごたえを語った。
◆防風鈴6人のバックショット解禁
解禁されたファーストルックは、東風商店街のストリートに押し寄せた獅子頭連の大群に相対する防風鈴の6人のバックショットが切り取られたもの。風が立ち、木の葉が舞う中、まさに今始まろうとする戦いのはじまりが表現され、スケールを感じる1枚に仕上がっている。
そして、超特報映像はダイナミックで疾走感のあるアクションの数々と、敵に向かおうと駆けだす桜の印象的なバックショットで締まる、期待高まる映像となっている。なお、本作はワーナー・ブラザースの配給で2025年12月の公開を予定している。(modelpress編集部)
◆監督:萩原健太郎氏コメント
この映画は、“ヤンキー映画”という一見すると前時代的なジャンルへの挑戦状です。それは固定観念からの脱却とも言い換えられます。どんな理由であれ肯定できない暴力を通して、若者が前を向けるメッセージを届けられるか?若く熱量高い俳優たちと、“当たり前”に疑問を持って、壊して、再構築した先にその答えがあると信じて撮影に挑みました。ぜひ公開まで楽しみにお待ちください。
◆脚本:政池洋佑氏コメント
「キャラクターの魅力、ひとつ残らず詰め込む」そう心に決めて、映画「WIND BREAKER」の脚本に取り組みました。主人公の桜たちがぶつかり合い、叫び、戦い抜く姿を想像しながら、脚本打ちあわせを重ねて『全シーン見せ場』とも言える、圧倒的熱量の物語を紡げたと思います。そして、原作者のにい先生とのやり取りを経て、映画ならではのオリジナル展開も誕生しています!!! 大好きな萩原健太郎監督とのタッグで、原作が好きな人はもちろん、初めて触れる方にも刺さる、“てっぺん”を狙える全く新しい不良映画に仕上がりました! 公開までもう少々お待ちください!
◆プロデューサー:加茂義隆氏コメント
仲間たちの熱い友情が主人公・桜の抱える孤独や葛藤を打ち破ってゆく。そんな痛快な展開に心を動かされ、本作の実写映画化を企画いたしました。桜と同じように、誰もが一度は孤独を感じたことがあると思います。「一人では乗り越えられない深い闇も、仲間となら壊すことができる」そんな胸を打つ原作の力強いメッセージを映画で届けたいという思いが出発点でした。企画当初より、原作のにいさとる先生をはじめ、萩原健太郎監督、脚本家の政池洋佑さんといった才能あふれるクリエイターの皆様とともに、映画「WIND BREAKER」を観客の皆様に楽しんでいただけるよう心をひとつに取り組んでまいりました。実写ならではの迫力あるアクションと心震わせる熱い友情ストーリーが融合した、この冬一番のエンターテイメント作品に仕上がっています。ぜひご期待ください。
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