「事案の特定につながる情報拡散リスク」日テレ社長、国分太一問題の詳細について多く語らず

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2025年06月20日 14:41  日刊スポーツ

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緊急で会見を行った日本テレビの福田博之社長

日本テレビ福田博之社長が20日、都内の同局で、過去のコンプライアンス上の問題行為発覚を受けて「ザ!鉄腕!DASH!!」降板が決まった国分太一について、取材対応を行った。複数の問題行為を把握したとしており、出演継続することは適切でないと判断したという。番組は継続する。 問題の詳細についてはプライバシーの観点から「お話しすることができません」という回答にとどめ、多くを語らなかった。国分含む事案に関連した人間を守るためとし、多くを明かさないことで臆測などが流れる可能性も指摘されたが、「そうしたことよりも事案の特定につながる情報拡散のほうがリスクがあるという判断です」と語った。


また、刑法などに抵触する事案ではなかったとし、日テレ社員の関与などについては否定。あくまで約30年間続いている「ザ!鉄腕!DASH!!」出演者が起こした降板事案への責任として「私の口からお伝えしたほうがいいということでご説明させていただいています」と話した。


国分の様子については「本当に申し訳ないと思っている」などと話していたことも明かした。福田社長自身は関係者からの連絡で5月27日に問題を把握したといい、問題行為が行われた時期についてや「ザ!鉄腕!DASH!!」で起きた問題なのかどうかについては明かさず。刑事告訴などについては「考えておりません」とした。臨時取締役会を経ての決定については「番組によって対応が変わるわけではない」とし、「ガバナンスをきかせた判断をする必要があると判断したのでこうした対応になりました」と話した。


降板については第三者の弁護士による調査結果などを踏まえて決定し、同日に日本テレビホールディングスおよび日本テレビ放送網の臨時取締役会を招集して承認を得たことも明かした。国分とも話し合っており、降板決定を伝え、本人も了承したという。

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  • 日テレとしては「自社からは何も出さない」。「どうせどこからか漏れるが、それは自社の責任では無い」ということだ。記者も威嚇する暇に、夜討ち朝駆け足で取材してみ。
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