
「黄昏れ」
民泊の一室から、沈みゆく夕日とあかね色に照り映える田んぼをじ…っと見つめる猫さんの姿が「X」で注目を集めました。しずかなうしろ姿にえもいわれぬ風情がありますね。
猫さんのお名まえは「ねね」ちゃんといいます。飼い主さんのなつめさん(@sauntm)は富山県に移住し、同県下新川郡朝日町で全3室の「民泊たなごころ」(@mp_tngkr)を営んでいます。今回話題になったお写真は「看板猫」であるねねちゃんがお宿の「翡翠」の間から外を眺めている様子を写したものなのだそう。
「畳と布団、田んぼに猫… なんで懐かしさを、感じるんだろう」
「夕景色と猫は、実はふすまの画なんじゃないだろうか」
「最高ですわ。ずっと見てたいです。」
「この静けさ、まるで時間が止まったような感じがします。」
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たくさんの人がねねちゃんとこの景色に心を動かされました。
飼い主であるなつめさんにこの写真を撮った時のことをお聞きしました。
この窓からよく外を眺めている
――日本的な情緒あふれる美しい写真です。ねねちゃんはこの「翡翠」のお部屋から外を見るのが好きなのでしょうか?
はい、ねねちゃんは「翡翠」のお部屋の窓辺でよく外を眺めています。この写真も、静かな夕方に、ふと目をやった先で、ねねちゃんがじっと外を見ている姿が目に入り、撮影しました。
一緒に沈む夕日を
――このうしろ姿をご覧になってどう思われましたか?
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いい絵になるなと思いました。ねねちゃんの後ろに座ってしばらく一緒に日が沈んでいく様子を眺めていました。
飼い主さんには甘えん坊
この景色を愛猫とともに眺めるのはきっととても幸せな時間だったことと思います。
ねねちゃんの性格についてたずねると「猫らしい気まぐれな性格です。人に興味があってお客さまに近づいていくものの、触れようとすると猫パンチが飛んできます」といい、そのうえで「ただ飼い主には、べったりと甘えてくることもあるので、そこもまた可愛いです」となつめさんは愛猫への思いを語っています。
(まいどなニュース特約・山本 明)
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