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「長年の活動において自分自身が置かれている立場への自覚不足、考えの甘さや慢心、行動の至らなさが全ての原因です。期限を決めずに全ての活動を休止し、自分を見つめ直させていただきます」
6月20日昼すぎ、所属する株式会社TOKIOのHP上で、こうコメントを発表したのは、人気グループTOKIOの国分太一(50)。この日、国分の無期限活動休止が発表された。
同日未明に「サンケイスポーツ」が、国分が不祥事により、活動休止することをいち早く報じ、昼前に日本テレビは“過去に複数のコンプライアンス違反”があったことを理由に、30年にわたって出演していた人気バラエティ番組『ザ!鉄腕!DASH!!』から降板することを発表した。
また午後1時には、同社の福田社長が会見を行い、降板にいたる経緯などを説明したが、具体的なコンプライアンス違反の内容については、“プライバシーの保護”を理由に頑なに口を閉ざした。
各メディアによると、今回のコンプライアンス違反によって活動を休止する国分は、降板となった『鉄腕DASH』だけでなく、その他のレギュラー番組についても、降板を自らテレビ各局に申し入れたという。
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TOKIOの一員としてはもちろん、堂本剛とのユニット「トラジ・ハイジ」やバラエティ番組などで活躍をし続け、これまで醜聞とは無縁な“クリーン”なイメージで知られた国分。それだけに、かつて“仲間”が不祥事をおかした時にも手厳しい姿勢で臨んでいた。
それは’18年4月に、当時TOKIOのメンバーだった山口達也氏(53)が、同年2月に女子高生に強制わいせつを行った容疑で書類送検され、旧ジャニーズ事務所から無期限謹慎処分を受けたときのこと。
この件が最初に各メディアで報じられたの4月25日で、翌26日に国分は当時MCを務めていた朝の情報番組『ビビット』(TBS系)のなかで、言及。まず、TOKIOの一員として、被害者や関係者に謝罪した上で、「20年以上にわたり、同じメンバーとして一緒にやってきました。しかし、怒り、悔しさ、悲しみなど、色々な感情が入り混じっています」と吐露。そして、「どうしてこういうことをしたのか、話さないといけない」と山口氏が会見を行うことを要求した。
26日に山口氏は謝罪会見を行ったのだが、翌27日の『ビビット』でも、国分は山口氏の会見での「TOKIOにまだ席があるのであれば、戻りたい」と復帰を希望する発言に対して、こう言い放っている。
「そのコメントに関しましては、23年間、一緒に走ってきたからこそ、そんな甘えた言葉は、山口からは、聞きたくなかったです」
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なお、今回の日本テレビの会見では、国分が今回のコンプラ違反について会見を行うかは把握していないとし、現時点で株式会社TOKIOならびに国分がエージェント契約を結ぶSTARTO ENTERTAINMENTからも発表されていない。
無期限の活動休止に入り、謝罪コメントも発表している国分だが、具体的な内容など語られてないことがあまりに多いことも事実。かつての“仲間”に求めたように、自身の口から説明をしたほうがいいのではないだろうか――。
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