洗車中の男性が、その水を使って壁画を描いたら……? 完成したとんでもない迫力の絵がInstagramに投稿され、記事執筆時点で170万回再生を突破、5万3000件を超える“いいね”を獲得しています。これはすごい!
投稿したのは、画家・デザイナーとして活動している小笠原弘樹(@ogillust1122)さん。SNSでは自身がこれまで手掛けた、繊細で美しい絵画作品を紹介しています。今回は一風変わった絵の制作風景を公開しました。
この日、実家を訪れた小笠原さんは天気が良かったので洗車することに。長いホースを手にして、真っ白な軽バンをキレイにしていきます。車も気持ち良さそうですね。しかし、作業を始めてすぐ小笠原さんの意識は目の前に広がる大きな壁に向いていました。もしかしたらココに水で絵が描けるのではないかと考えたのです。
試しにジャーっと水を当ててみると白い跡が残りました。“壁に水で絵が描ける”と気が付いた小笠原さんは、洗車そっちのけで壁画を制作することに。ですが下書きはなし、使う道具も筆や鉛筆ではなく、ごくごく普通のホースです。一体どんな絵が完成するのでしょうか……?
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途中経過を見てみると、まさに弘法筆を選ばず。ホースを巧みに使いこなし、水の強弱を利用して細い線や太い線を表現。さらに高いところは脚立を動員し、隅から隅まで丁寧に描いていきます。
こうして約40分かけて完成したのは……如意宝珠をつかんでいる龍がにらみを利かせているド迫力の絵でした。あまりのクオリティーの高さに横にいたお母さんもびっくり。自分の身長よりはるかに大きい龍の絵が突然現れたら驚きますよね!
コメント欄には「いや画力すごぉぉお!!!!」「かっけぇぇぇぇーーーー!」「迫力満点、才能ある〜」「落書きじゃないですよ、国宝級です」「下書きもなしで、こんなに書けるとは驚きです」「お見事」「お絵描き言うから可愛らしいのを想像したら龍でて来て笑ったwww」などの声が。
また「日本中の壁に描いて欲しいです」「我が家にも同じような壁があるので書いて欲しいと思ってしまいました!」「うちの駐車場のコンクリがいい感じに汚れてるのでキャンパスにどうぞ」「デコトラのペイント描いて欲しい」「馬を描いて欲しいっす」など、リクエストも多数寄せられました。
小笠原さんのInstagramアカウント(@ogillust1122)ではこの他にも、さまざまな作品を公開中。販売は「絵描き 彩屋のヒロのお店 Irodori-ya」で行っています。
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画像提供:小笠原弘樹(@ogillust1122)さん
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