
ご飯ばっかりに偏らないおかずのポイント
最近の物価高騰で、家計が常にギリギリ…というご家庭も多いはず。毎日の食卓にも工夫が必要になりますよね。特にお米は、備蓄米の放出が始まった現在でもまだ高いと感じます。
そこで今回は、クックパッドアンバサダーの「新米幸せママ」さんに、「ご飯が進まない」おかずのレシピを教えてもらいました。
「ご飯が進まないおかず」とは?
今回、新米幸せママさんが教えてくれたレシピは、厚揚げを使ったエビマヨ風のおかずです。
「めちゃくちゃおいしいけれど、おかずに箸が進みすぎて、ご飯が減らないと家族から言われるメニューです!」と新米幸せママさん。
メインの材料は厚揚げ。そこにブロッコリーやエリンギを組み合わせ、フライパンで炒めてマヨネーズソースを合わせています。仕上げのアーモンドが食感のアクセント!
新米幸せママさん「このレシピで4人分くらいどっさり作れます。ニンニクの風味が効いていて、とにかく箸が止まらなくなるんです」
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ご飯や主菜は控えめ。新米幸せママさんの食卓風景
ご飯の進まないおかずの日はどんな献立なのか、新米幸せママさんのおうちの食卓をのぞかせてもらいました。
新米幸せママさん「ご飯は一食あたり130gくらい盛っています。雑穀ともち麦をお米に混ぜて炊いていて、かさ増しにもなりつつ、食感も楽しくて満足感が増すんです」
また、写真右上の黒いお皿は唐揚げをリメイクしたなす入り油淋鶏ですが、唐揚げ自体は一人3切れだけ。黒酢を使ってコクを出しつつ、濃すぎないさっぱり味に仕上げた薬味入りのタレが効いています。
唐揚げにたっぷりの野菜を添えているので、3切れでもボリュームたっぷりに見えますね。
この厚揚げのおかずはご飯なしでバクバク食べてもらうために、唐揚げよりもたくさんの量を盛り付けるようにしているそうですよ。
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食べすぎを防ぐ、満足感のあるごはんの工夫とは
新米幸せママさんの献立は、ほかにもご飯を食べすぎない工夫をしているそう。詳しい工夫の内容をうかがいました。
新米幸せママさん「基本的に、食卓の主役は野菜。旬のものや特価で買えた野菜をいつも使っています。味付けなしのゆで野菜や蒸し野菜を出したり、焼き野菜はオリーブオイルと少しの塩こしょうのみで味付けたりと、シンプルな味付けを心がけています。夏場は少し塩分がほしいので、生の野菜スティックに味噌マヨを組み合わせることもありますね」
味をつけすぎない、はご飯食べ過ぎ防止の重要なポイントになりそうですね。
新米幸せママさん「濃い味でバクバクご飯を飲み込むようなメニューではなく、さまざまな食感の食材を取り入れて、ゆっくりご飯を噛んで味わえるような献立を普段から心がけています。今回に限らず、食材の風味付けや香り付けがご飯食べ過ぎ防止のカギかもしれません」
食べている途中で単調さを感じないよう、味付け以外の「風味」や「香り」も大切にして、毎日のごはんを準備しているとのこと。これはすぐにマネできそうですね!
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まだまだある!ご飯を食べすぎないレシピ
新米幸せママさんには、今回の献立に登場した厚揚げのおかず以外にも、ご飯を食べすぎないレシピを教えていただきました。
▼ 具だくさんの汁物でお腹が大満足◎
キャベツやにんじん、じゃがいもなどの野菜がごろごろ入ったコンソメスープ。よく噛んで食べるから満足感を覚えやすく、水分もたっぷりと摂れます。朝ごはんにもぴったりですよ。
▼ おにぎりは「混ぜご飯」で作る
雑穀やもち麦を混ぜて炊いたご飯に、セロリの葉と鰹節で作った甘辛い佃煮を混ぜ込んで握ったおにぎりのレシピ。普段捨ててしまうセロリの葉を有効活用できるうえ、白米で作るおにぎりよりお米の量が少なくてすみます。
「飲むように食べる」から「適量をよく味わって食べる」へ
白米をお腹いっぱい食べることが決して悪いことではありませんが、濃い味付けのおかずと一緒に「飲むように食べる」ことを続けていると消化に悪く、家計も圧迫してしまいます。
食感や風味、香りを意識した「ご飯を食べすぎないおかず」と一緒に、適量のご飯を味わってゆっくり食べるように習慣をシフトしていく意識が大切かもしれません。
お米の価格高騰を乗り切るアイデアのひとつとして、ぜひレシピを参考にしてみてくださいね。
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