台湾、入境申請をオンラインに一本化　10月から紙の入国カード廃止

台湾の内政部移民署（NIA、出入国在留管理庁に相当）は6月17日、台湾に入境する外国人に提出を求めている「入国カード」について、10月1日から紙での申請を停止し、オンライン申請に一本化すると発表した。

申請は台湾到着の3日前からNIAのサイトで可能。家族やグループなど、最大16名分まで同時に申請できる。居留ビザ、居留証（ARC）、外交官員証（MOFA CARD）の所持者は従来通り申請不要となる。

NIAは5月5日にオンライン申請サイトを刷新。パスポートの顔写真ページの写真を撮影してアップロードすることで必要事項が自動的に入力されるなどスムーズな申請が可能となり、好評を得ているという。