全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第3大会岡山は野村勇斗が3連勝。ランキングで佐野雄城に並ぶ

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2025年06月22日 19:40  AUTOSPORT web

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2025 スーパーフォーミュラ・ライツ第3大会岡山 野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)
 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第3大会は6月22日(日)、岡山県の岡山国際サーキットで第9戦の決勝レースが行われ、ポールポジションからスタートした野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)がそのまま逃げ切り優勝。岡山大会での3連勝を飾った。

 第8戦の決勝レースから約4時間のインターバルで迎えた第9戦の決勝。前日の第7戦でグリッドが決まっており、この第3大会で2連勝を飾っている野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)がポールポジション、小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)が2番手に。ザック・デビッド(B-MAX RACING 324)、ケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)が2列目に並んだ。

 スタートでは、フロントロウの野村が好発進。小林が2番手に続き、フレデリックが3番手に浮上。デビッドが4番手に続いた。その後方では、三井優介(DELiGHTWORKS)を先頭とした4台ほどのバトルが展開された。

 中盤以降上位陣の差は縮まることはなく、落ち着いた展開のままレースはチェッカーを迎えるかと思われたが、13周目のヘアピンで9番手を走っていた伊東黎明(LMcorsa OTG 320)が前を行く卜部和久(B-MAX RACING 324)を避けるようなかたちでコースアウト。グラベルストップを喫してしまう。これでこの週末初めてのセーフティカーが導入されることになった。

 セーフティカーは16周目に退去することになるが、再開後ポジションを上げたのはエステバン・マッソン(PONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL)。三井をかわし5位に浮上する。一方で、トップ4のポジション変動はなく、野村が18周のレースをしっかりとコントロール。この第3大会で3連勝を飾りフルマークを達成。これまでランキング首位だった佐野雄城(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)が7位に終わったことで、ついにポイントランキングでは53点と並ぶことに(佐野が勝利数で首位)。またチームランキングもB-MAX RACING TEAMとTOM'Sが68点で並んだ。

 2位は小林で3戦連続の表彰台に。3位はフレデリック、4位はデビッドに。マッソンが5位、三井が6位となった。マスタークラスはDRAGON(TEAM DRAGON 324)が清水康弘(GNSY RACING 324)をリードしていたものの、セーフティカーラン明けに清水が逆転。今季6勝目をマークしている。


全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第3大会岡山国際サーキット 第9戦決勝結果



Pos./No./Class/Driver/Car/Laps/Grid
1/50//野村勇斗/HFDP WITH B-MAX RACING/18/1
2/38//小林利徠斗/モビリティ中京 TOM’S TGR-DC SFL/18/2
3/58//K.フレデリック/Pilot ONE Racing with B-MAX/18/4
4/51//Z.デビッド/B-MAX RACING 324/18/3
5/36//E.マッソン/PONOS Racing TOM’S TGR-DC SFL /18/7
6/3//三井優介/DELiGHTWORKS/18/6
7/35//佐野雄城/モビリティ中京 TOM’S TGR-DC SFL/18/5
8/37//古谷悠河/Deloitte. HTP TOM’S SFL/18/8
9/1//卜部和久/B-MAX RACING 324/18/11
10/2//岩澤優吾/DELiGHTWORKS/18/10
11/8/M/清水康弘/GNSY RACING 324/18/12
12/30/M/DRAGON/TEAM DRAGON 324/18/13
R/60//伊東黎明/LMcorsa OTG 320/12/9


ファステストラップ:野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING) 1'24.515 4/18

[オートスポーツweb 2025年06月22日]

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