「バッテリー持ちは?」「OSアップデートは何回?」 ソニーの最新フラグシップ「Xperia 1 VII」の基本性能を3つのポイントでチェック!【2025年6月版】

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2025年06月23日 06:20  Fav-Log by ITmedia

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 ソニーは6月5日にフラグシップスマートフォン「Xperia 1 VII(エクスペリア ワン マークセブン)」を発売しました。

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 「好きを極める」をキャッチコピーにしたシリーズの上位モデルらしく、カメラやオーディオ、ディスプレイなどの仕様が堅実にアップグレードされているのが特徴です。

 ここでは「Xperia 1 VII」のスマートフォンとしての基本性能に注目。3つのポイントでチェックしていきます。

●外観の変化はカラーバリエーションくらい

 Xperia 1 VIIのサイズは、約74(幅)×162(高さ)×8.2(厚さ)mm。重さは約197gです。

 これは前モデルである「Xperia 1 VI」の数値とまったく同じ数値となっています。ディスプレイサイズも約6.5インチで共通しています。

 側面に配置されたシャッターボタンも従来どおり。充電ポートもUSB Type-Cで変わりなく、外部モニターやマイクなどとの接続にも対応しています。

 外観として変化があったポイントは、カラーバリエーションです。前モデルでは「ブラック」「プラチナシルバー」「カーキグリーン」「スカーレット」の4色だったのに対し、Xperia 1 VIIでは「スレートブラック」「モスグリーン」「オーキッドパープル」の3色展開になっています。

 どうしても黒の印象が強いシリーズですが、カラー展開も豊富なので、好きな色があるかチェックしておきたいところです。

 ソニーストア限定版として「スター・ウォーズ」モデルも展開されているので、スター・ウォーズファンの人は要チェックです。

●バッテリー持ちが向上

 プロセッサーには「Snapdragon 8 Elite Mobile Platform」を搭載しています。前モデルと比較してNPU、プロセッサー、GPUの性能が、それぞれ40%以上向上しています。

 これによる恩恵は、カメラの新機能などを除くと、省電力性が上がっている点が大きそうです。

 特に注目したいのは「処理性能の効率化」という機能。これをオンにすることで、SNSやブラウジング、ビデオ視聴などにおけるバッテリー消費量を最大10%改善できるとのことです。

 当然、バッテリー持ちは使い方にもよって大きく変動するため、参考程度の数値にはなりますが、この機能活用することで「約2日間のアクティブなスマートフォン使用が可能」ともうたわれています。

 クリエイティブな用途で使わないシーンでも、こうした機能の恩恵には期待しておきたいところです。

●サポート期間が長くなった

 Xperia 1 VIIではサポート期間が長くなったことも見逃せません。具体的には、最大4回のOSバージョンアップと、6年間のセキュリティアップデートに対応しています。

 フラグシップの高額なスマートフォンなので、より長い期間運用できるのはありがたいところ。端末購入補助を使う返却を前提とした運用ではなく、一括購入も検討しやすくなりそうです。

 ちなみに、前モデルXperia 1 VIでは、最大3回のOSバージョンアップと4年間のセキュリティアップデートが保証されており、その前の世代のXperia 1 Vでは、最大2回のOSバージョンアップと3年間のセキュリティアップデートが保証されていました。こうして比べると、かなり長く使えるようになっているのが分かります。

 ただし、GalaxyとPixelは7年とOSアップデートの保証期間がかなり長くなっているので、競合他社にと比べると最大4回でもまだまだ短めではあります。

 対応する外部ストレージ(microSDXCメモリーカード)の最大容量が2TBまで増えていることも注目ポイントです。Xperia 1 Vでは最大1TB、Xperia 1 VIでは最大1.5TB、Xperia 1 VIIでは最大2TBと使用できる容量が増えてきました。

 クリエイティブに使う可能性の高い端末だからこそ、長期使用がしやすくなるうれしいアップデートだと言えます。

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