スズキ・アルトが仕様変更、デザイン変更で燃費28.8km／Lを達成。新色追加の外装色は12通り

　スズキは6月23日、『ALTO（アルト）』の一部仕様モデルを発表。2025年7月22日より販売を開始するとアナウンスした。

　現行の9代目『スズキ・アルト』は2021年12月にデビュー。世代を超えて親しみやすく愛着のわくデザインを採用するとともに、R06D型エンジンとマイルドハイブリッドを組み合わせ、当時の軽自動車でトップとなる27.7km／L（WLTCモード）の低燃費を達成した。

　今回の仕様変更では、楕円形をモチーフとしたデザインを継承しつつ、メッキフロントバンパーガーニッシュの形状と、フロントおよびリヤバンパーを柔らかいフォルムと質感のある造形に変更し、上質感が演出された。同時にルーフエンドスポイラーを追加するなど空力性能を向上させることで、ガソリン・ハイブリッド軽自動車クラスナンバーワンの燃費28.2km／Lを実現している。

　ボディカラーはモノトーン8色と2トーンルーフ4色の全12通りの設定だ。このうちモノトーンに“テラコッタピンクメタリック”が、2トーンルーフには“フォギーブルーパールメタリック”、“シフォンアイボリーメタリック”、“ノクターンブルーパール”が新たに設定された。なお、2トーンのルーフ色はホワイトからソフトベージュに変更されるとともにブラックが追加されている。

　衝突被害軽減ブレーキの“デュアルセンサーブレーキサポートII”をはじめ、低速時ブレーキサポート、車線逸脱抑制機能、発進お知らせ機能など最新の予防安全技術を標準装備する『スズキ・アルト』の価格は、ガソリンエンジンモデルが114万2900〜132万8800円、ハイブリッドモデルは130万1300〜158万9500円（いずれも税込）となっている。

●スズキ公式サイト：https://www.suzuki.co.jp/car/alto/

[オートスポーツweb 2025年06月23日]